私は、俳句の知識はないですが、高校生たちの熱気のある俳句甲子園の雰囲気が好きで、毎年大街道特設舞台で行われる予選会、そして決勝戦の模様をカメラ持参でその様子を記録しながら応援しております。
唯一つ思う事がありあす。それは会場に流すBGMです。
子規の郷、松山市は、「ことばのちからでまちづくりをしています。」とのキャッチフレーズを掲げて活動しています。
平成17年3月3日、その活動で生まれた曲が「新井満さんより自費でレコーディングされた(この街で)でです。」・・この曲を松山市に贈呈されました。
この街では、多くの歌手が唄っており名曲です。
そして平成26年、松山市は、子規の俳句に曲を付けて下さいと、新井 満さんに依頼して素晴らしい曲が誕生しました。
新井 満さんは、作曲に当たり松山市内の小学生にアンケートを取りました。
その中で一番多かったのが「春や昔十五万石の城下かな」」次に「松山や秋より高き天主閣」で、その句を含む俳句42句を選句して作曲されました。
曲の編成は、序章、第一楽章「ふるさとの春・春や昔」~第8楽章「旅立ち」になっていて、第一楽章「ふるさとの春・春や昔」の曲が素晴らしく、リズムは、三拍子のワルツ調で、歌いやすく、親しみのある曲です。是非一度聴いて下さい。
私は、「この街で」「ふるさとの春・春や昔」を是非会場に流して欲しいと思います。
もしこの曲が使えない何らかの障害(著作権の問題等々)があり使いたいけれども使えないのであればその問題を克服し解決して使って欲しいものです。
俳句甲子園では打って付けの曲だと思います。
現在使っている曲は、特別な意味があって使っているのでしょか?です。
来年は、第21回となる俳句甲子園、節目の年是非使ってそして使い続けて欲しいものです。
平成26年6月28日、正岡子規の俳句に曲を付けて下さいと、新井 満さんに依頼して出来た素晴らしい曲が誕生しましたその楽譜です。
子規の俳句に曲を付けて下さいと、新井満さんに依頼して出来た素晴らしい曲が誕生しましたその楽曲内容です。
平成26年6月28日、正岡子規の俳句に曲を付けて下さいと、新井 満さんに依頼して出来た素晴らしい曲が誕生しました。新井 満さんは難しかった曲作りの経緯を満員の会場の皆さんに説明されました。
短歌に曲を付けた事はありますが、俳句に曲を付けたのは今回が初めて、5・7・5に曲を付けるのは、大変であったと言われました。
メロディーが素晴らしいです。
満員の松山市総合コミュニティセンター大ホールでどんな曲が披露されるのか、その瞬間を待つワクワク感。
満員の松山市総合コミュニティセンター大ホールでどんな曲が披露されるのか、その瞬間を待つ会場の参加者たち。
その時が来た。
松山市内の小学校から選ばれた生徒が舞台に登場し、「ふるさとの春・春や昔」の歌が流れると、大きな拍手が会場一杯に広がった。
素敵な曲でした。・・流石、新井 満さんです。
生徒たちが披露した後は、松山女性合唱団の皆さんと小学生との混成で再度曲を披露。
曲が披露された後、新井 満さんに野志松山市長から感謝状が贈られました。
会場から大きな拍手が送られました。
野志松山市長から感謝状を頂き会場の皆さんに披露する新井 満さん。
会場から、有難うございます。のお返しの言葉が送られた。
最後は、壇上の混成合唱団と、会場の参加者とが一体となっての大合唱でお披露目会は終了しました。
曲は歌いやすい素晴らしい曲です。
俳句甲子園の雰囲気にマッチする曲だと私は思います。
「ふるさとの春・春や昔」の曲に出て来る、子規の句です。
「ふるさとの春・春や昔」の曲に出て来る、子規の句です。
松山市内を走る市電の車両に掲示してある。「ことばのちから」のポスター。
松山市内を走る市電の車両に掲示してある。「ことばのちから」の作品案内。
「ことばのちから」の作品の一部が、松山空港の階段に掲示してあります。
松山空港の階段に掲示しています。
松山市内を走る市電の車両に「俳句甲子園」と大きくラッピングされています。
この電車には、坂の上の雲のラッピングです。
松山城リフトの安全ネット上にも「ことばのちから」の作品の一部が掲示されています。
松山城リフトの安全ネット上に掲示してある「ことばのちから」の作品です。
伊予松山の「ことばのちから」の根源は、正岡子規で、東京根岸の病床で、新聞日本の俳壇句の批評をしながら、力尽きた子規が残した5・7・5の言葉の力の遺産が今も松山で生きています。
俳句甲子園もその一つです。