EEKの紀行 春夏秋冬

紀行&散策を画像を交えた紹介です

浅草

2011年06月18日 | 浅草 大提灯
6月11日千葉県鎌ヶ谷市の道野辺八幡神社を訪問し、午後上野に戻りホテルに使わないカメラを置き浅草に行った。
目的は、浅草寺本堂が平成の大修復完成見学と、浅草雷門・宝蔵門・本堂の大提灯を撮るためである。
大提灯に書かれている文字は、江戸文字匠の大家「橘 右之吉」さんの揮毫で、粋な世界を演出する江戸文字を見に、そして撮りに行った。

私は、3年前に橘 右之吉さんの工房を訪れお茶をご馳走して頂いたし、毎年松山市のデパートで実技公開されていて、秋山兄弟生誕にもお越し頂いた。
江戸文字書家の大家でありながら気さくで、礼儀正しいお人柄で近寄りやすい芸術家である。
橘 右之吉さんに造ってもらった柘植の板に漆でコールサインを書いて頂き愛用している。

橘さん曰く、ローマ字の江戸文字を書くことがあまり無いので良く覚えてます・・との由、ローマ字は「JR5EEK」で、私のアマチュア無線局のコールサインである。
今年も松山市でお逢いしたいものである。

画像は、松山三越で江戸文字匠の技を披露しているところをお願いして写真を撮らせて頂いた。江戸文字書家・橘 右之吉さんです。

橘 右之吉(たちばな うのきち、本名:吉田秀男、昭和25年1月23日 - )は橘流寄席文字・江戸文字書家。寄席文字橘会理事。若手真打噺家との雑俳の会「つ花連」や、投扇興「綾香連」にも属する。
橘流寄席文字家元・橘右近に師事し、昭和44年年に正式な一門継承者として認められ「橘右之吉」の筆名を認可される。神社や寺などで見かけるミニ千社札は右之吉が考案したものである。(出典:(株)文字プロ、裏側に「文字プロ」のロゴがないものは橘さんの作品ではない」また、近年は橘さんが考案し、柘植の板に漆で文字を書いた「消し札」と呼ばれる携帯ストラップが人気を得ている。・・と紹介がある。・・私も愛用している。


東京の名所「浅草」雷門の前は何時も大勢の人で大賑やか、私が訪れたのは6月11日外国人がスクランブル交差点真ん中でこのアングルで盛んに撮っていた。


大賑やかな雷門前、ここで待ち合わせをする人たちも多いとか??


江戸文字匠の大家「橘 右之吉さん」が揮毫した・・雷門
直径3.6m、高さ4.5m、重さ750kg、松下電器(現パナソニック)の創業者松下幸之助が1960年に大提灯を寄進したそうです。


平成の大修復が完成、往時の姿を披露・・何年振りかでお参りをした。


本堂正面に掲示されている大提灯・・「志ん橋」、江戸文字の大家「橘 右之吉さん」が揮毫、この大提灯は東京新橋組合の有志が奉納したもので、提灯にはその東京新橋組合にちなんで、「志ん橋」と大きく書かれている。
昨年12月本堂の大提灯が10年ぶりに新調されたそうだ。
提灯は、京都の「高橋提灯」が製作し、鳥取県の手すき和紙、京都・丹波産の竹が使われていて、直径3.5メートル、高さ4.5メートル、重さ約600キロ。
 

浅草宝蔵門・・ここも真新しい・・何時修復したのだろう


浅草宝蔵門にも橘さん揮毫の提灯がある。
提灯は高さ約3.7メートル、幅約2.7メートル、重さ約400キロ。製作費は約400万円といい、中央区の日本橋小舟町の有志が町内の個人や商店、企業約190件の寄付を集め実現した。約340年前、同町の魚河岸商人の信徒らが提灯を奉納したのがきっかけで同町で受け継がれている。江戸開府400年を期に新調奉納された。


浅草宝蔵門の提灯の下に龍の彫刻が施してある。


松山市のデパートで江戸文字匠の技を披露する「橘 右之吉」さん。


松山市のデパートで江戸文字匠の技を披露する「橘 右之吉」さん・・お願いして手を休めて頂き一枚撮らせて頂いた。


人気の「消し札」


雷門前からもこのような形で東京スカイツリーが見える。
6月11日は曇天、快晴であれば青空をバックに綺麗に撮れるだろうが。・・残念
この後は、東京スカイツリー散策に行ったが、すぐ近くに見えるので徒歩で行ったがかなり歩いた。・・高いから近くに見えたので・・ハィ

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