4月26日伊予鉄道が発行している、市内電車・市内バス1dsyチケット(¥400+¥100)で坊ちゃん列車1回乗車限定を購入して、市内散策を試みました。
伊予鉄道は、日本最古の軽便小鉄道でその主役として活躍したのがドイツ・ミュンヘン州クラウス社製から輸入した蒸気機関車(愛称・坊っちゃん列車)でした。
坊っちゃん列車は明治21年10月28日の運行開始以来67年にわたり総17台の機関車が活躍しおりましたが、昭和29年廃止され以後電化になるまでディーゼルエンジン機関車に引き継がれ、列車の電化に伴い蒸気とディーゼルで走っていた坊っちゃん列車は路線上から姿を消した。
その後復元して市内電車の軌道を走らせる計画がありましたが市内を不完全燃焼で発生する煤煙を撒き散らす事は、大気汚染防止法に反する行為で立ち消えました。しかし何とか走行させたい思いは強く、平成13年9月2日、動力をディーゼルエンジンとしての機関車を外観復元、客車を復元させて市内電車の軌道を走る事になりました。
現在1号車と、14号車が走っております。
正式名称は、
第1編成車両:ディーゼル機関車D1形 1号 + 客車ハ1形 1号・2号
第2編成車両:ディーゼル機関車D2形 14 号+客車ハ31形 31号
製 作 所 :新潟鐵工所 (新潟市)
エンジン :日野ディーゼルエンジン 6,014cc搭載
・ ・ であります。
なお、運行時刻は画像に添付しますのでご覧下さい。
以下の画像は4月26日乗車した1号坊っちゃん列車であります。
1号車に乗るため道後駅で乗車券を買った。坊ちゃん列車は定員が少なく、日・祝日等観光者が多い時は乗車できない時がある。あらかじめ乗車整理券が乗車券と一緒に渡される。私が乗車した時は一人であった。
午後1時10分道後温泉発松山市駅行に乗車した。
客車から見た14号車の機関車後部で、当初は後部風防は付いてなかったが、風雨防止として透明の素材で取り付けました。
1号車の客車、2両編成なので客車は小さい、乗ってみると14号車よりも乗り心地はよかった。
1号車の天井で14号車の天井の建材が違う。これが当初の造り。
14号客車は天井素材が白い材で仕上げてあった。
道後駅を出発すると間もなく車掌が挨拶し坊ちゃん列車の説明をする。
道後駅からは後方の客車に乗り、途中大街道駅から前の車両に乗り換えた。
画像は後方客車から見た前の車両、運行時は、客車の外に出ることは出来ない。
後方に最新型の市内電車が迫ってきた。
大街道駅を出発すると愛媛県庁舎が見えてくる、車掌が案内してくれる。神奈川県庁舎、大阪府庁舎についで全国で3番目に古い県庁舎であります。
14号車から見た伊予松山城天守で、この事も車掌が案内してくれます。
14号車の後部遮蔽は鉄板仕上げとなっていて、後部確認のため窓が設置してあります。
無事松山市駅に着き人力で機関車の方向転換作業。道後温泉駅から松山市駅まで所用時間は16分、途中大街道駅に停車し空席があればここからも乗車出来ます。
続いて客車の方向転換、1号車は14号車の客車よりも重たいのでは、左の職員は市内電車の運転手さんで、転換作業の応援にきていました。
市内電車の職員の制服は紺色で、坊ちゃん列車の乗務員の制服は開業当時の(明治時代)黒の制服を着用しています。
乗務員の許可を得て軌道に入れてもらい1号機関車を真正面から撮らせて頂きました。
外観復元された坊ちゃん列車の時刻表です。
平成13年復元された坊ちゃん列車営業運転開始出発式を松山市駅で大盛況の内1号車が道後温泉駅に向けて出発しました。
同じく道後温泉駅でも商業運転出発式が盛大に挙行されました。
当初の乗車料金は1000円であったが、乗車客が少なく300円とし現在に至っています。
明治21年10月28日伊予鉄道が開業のためドイツから購入した1号機関車。
伊予鉄道が最後にドイツから購入した14号機関車。客車は長いタイプと短いタイプを混同して牽引していた。
蒸気機関車からデイーゼル機関車に変更され坊ちゃん列車は昭和29年廃止された。
昭和42年横河原線電化によりデイーゼル機関車も廃止され現在に至っています。
伊予鉄道は、日本最古の軽便小鉄道でその主役として活躍したのがドイツ・ミュンヘン州クラウス社製から輸入した蒸気機関車(愛称・坊っちゃん列車)でした。
坊っちゃん列車は明治21年10月28日の運行開始以来67年にわたり総17台の機関車が活躍しおりましたが、昭和29年廃止され以後電化になるまでディーゼルエンジン機関車に引き継がれ、列車の電化に伴い蒸気とディーゼルで走っていた坊っちゃん列車は路線上から姿を消した。
その後復元して市内電車の軌道を走らせる計画がありましたが市内を不完全燃焼で発生する煤煙を撒き散らす事は、大気汚染防止法に反する行為で立ち消えました。しかし何とか走行させたい思いは強く、平成13年9月2日、動力をディーゼルエンジンとしての機関車を外観復元、客車を復元させて市内電車の軌道を走る事になりました。
現在1号車と、14号車が走っております。
正式名称は、
第1編成車両:ディーゼル機関車D1形 1号 + 客車ハ1形 1号・2号
第2編成車両:ディーゼル機関車D2形 14 号+客車ハ31形 31号
製 作 所 :新潟鐵工所 (新潟市)
エンジン :日野ディーゼルエンジン 6,014cc搭載
・ ・ であります。
なお、運行時刻は画像に添付しますのでご覧下さい。
以下の画像は4月26日乗車した1号坊っちゃん列車であります。
1号車に乗るため道後駅で乗車券を買った。坊ちゃん列車は定員が少なく、日・祝日等観光者が多い時は乗車できない時がある。あらかじめ乗車整理券が乗車券と一緒に渡される。私が乗車した時は一人であった。
午後1時10分道後温泉発松山市駅行に乗車した。
客車から見た14号車の機関車後部で、当初は後部風防は付いてなかったが、風雨防止として透明の素材で取り付けました。
1号車の客車、2両編成なので客車は小さい、乗ってみると14号車よりも乗り心地はよかった。
1号車の天井で14号車の天井の建材が違う。これが当初の造り。
14号客車は天井素材が白い材で仕上げてあった。
道後駅を出発すると間もなく車掌が挨拶し坊ちゃん列車の説明をする。
道後駅からは後方の客車に乗り、途中大街道駅から前の車両に乗り換えた。
画像は後方客車から見た前の車両、運行時は、客車の外に出ることは出来ない。
後方に最新型の市内電車が迫ってきた。
大街道駅を出発すると愛媛県庁舎が見えてくる、車掌が案内してくれる。神奈川県庁舎、大阪府庁舎についで全国で3番目に古い県庁舎であります。
14号車から見た伊予松山城天守で、この事も車掌が案内してくれます。
14号車の後部遮蔽は鉄板仕上げとなっていて、後部確認のため窓が設置してあります。
無事松山市駅に着き人力で機関車の方向転換作業。道後温泉駅から松山市駅まで所用時間は16分、途中大街道駅に停車し空席があればここからも乗車出来ます。
続いて客車の方向転換、1号車は14号車の客車よりも重たいのでは、左の職員は市内電車の運転手さんで、転換作業の応援にきていました。
市内電車の職員の制服は紺色で、坊ちゃん列車の乗務員の制服は開業当時の(明治時代)黒の制服を着用しています。
乗務員の許可を得て軌道に入れてもらい1号機関車を真正面から撮らせて頂きました。
外観復元された坊ちゃん列車の時刻表です。
平成13年復元された坊ちゃん列車営業運転開始出発式を松山市駅で大盛況の内1号車が道後温泉駅に向けて出発しました。
同じく道後温泉駅でも商業運転出発式が盛大に挙行されました。
当初の乗車料金は1000円であったが、乗車客が少なく300円とし現在に至っています。
明治21年10月28日伊予鉄道が開業のためドイツから購入した1号機関車。
伊予鉄道が最後にドイツから購入した14号機関車。客車は長いタイプと短いタイプを混同して牽引していた。
蒸気機関車からデイーゼル機関車に変更され坊ちゃん列車は昭和29年廃止された。
昭和42年横河原線電化によりデイーゼル機関車も廃止され現在に至っています。