EEKの紀行 春夏秋冬

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書籍「秋山好古と新潟の人びと」

2011年06月06日 | 書籍「秋山好古と新潟の人びと」
私は、平成17年5月5日に秋山兄弟生誕地で起きたある出来事を機会で秋山好古揮毫石碑の調査をする事になった。
それから6年の歳月がながれた。
平成21年1月7日が「秋山好古生誕150年記念」になり記念に好古揮毫石碑写真集を発行した。
その後、5基新たに石碑が発見された。

その内の一つが、昨年3月新潟市江南区沢海にある日枝神社「北方文化博物館に隣接」境内に発見、碑文は「忠魂碑」日本海唯一の石碑でしかも現在も毎年忠魂碑の前で慰霊祭を開催し故国のために戦死された御霊を祀っている。
好古揮毫石碑の中で忠魂碑が12基、表忠碑が1基、招魂碑が1基あるが、忠魂碑の前で慰霊祭が開催されているのは新潟市の沢海だけである。
昨年9月6日開催された慰霊祭に参列させていただいた。

この忠魂碑建立の経緯を詳細に調査された新潟市江南区横越在住の神田勝郎さんが書籍を発行された。
標題は「秋山好古と新潟の人びと」-坂の上の雲-とその時代-である。
内容は、写真をふんだんに取り入れられ読みやすい書籍である。
なお、非売品なので図書館等々で閲覧下さい。
松山市管内では、昨日愛媛県立図書館・松山市立中央図書館、秋山兄弟生誕地に納本され、新潟県でも県立図書館、市立図書館に納本される予定であり、国立国会図書館にも納本されます。・・是非閲覧下さい。


平成22年3月17日石碑の取材に北方文化博物館に伺い、秋山好古揮毫石碑を介して松山市と新潟市の交流が始まった。撮影:平成22年3月17日
現在好古揮毫石碑は全国に48基発見されているが、新潟市沢海の石碑の造りが一番立派で、刻印も深く好古の揮毫もどっしりとした重厚な揮毫をしている。そして石工さんの技が素晴らしいく・・いい仕事をしておられる。


昨年9月5日、神田勝郎氏が講師で秋山好古と新潟の人びと・・と題した講演会が北方文化博物館開催され私も松山から車で参加しその時に撮りました好古揮毫石碑で、慰霊祭開催の為献花がしてありました。
撮影:平成22年9月5日


平成22年9月6日北方文化博物館に隣接する日枝神社で開催されました慰霊祭・・好古揮毫石碑前で遺族会・地区自治会関係者の皆様と撮影・・平成22年9月6日


神田勝郎氏が平成23年6月8日付で刊行される書籍の標題紙
書籍は、我が家に6月4日に届き、5日に愛媛県立図書館と松山市立中央図書館に納本し、6日に秋山兄弟生誕地と愛媛県立松山北高等学校秋山好古資料館に納本した。


神田勝郎氏が平成23年6月8日付刊行される書籍に対して北方文化博物館伊藤館長さんのお祝いのことば


書籍目次-1


書籍目次-2


書籍奥付


平成23年5月5日、新潟県柏崎市在住の柴野氏から写真添付の秋山好古揮毫石碑「戦役記念碑」が在りと書簡が秋山兄弟生誕地に届いた。
柴野さんが確認したのは中越地震前で現在は未確認、中越地震で倒壊していると思うので秋山兄弟生誕地で確認を・・とあった。早速北方博物館と神田氏に建立確認を依頼した。5月7日神田氏は魚沼市の現場に急行調査の結果、中越地震で倒壊したが3年前に再建立され立派に現存する事が判明し、6月10日に写真取材に行って来る事にした。
コメント (2)
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