新型コロナ蔓延の中、3年振りに行動制限解除となった第104回 全国高等学校野球選手権大会は、願いが結願され、陸路白河の関を宮城県代表校、仙台育英高等学校が、深紅の大優勝旗を東北新幹線で越えた。
白河の関を深紅の大優勝旗を乗せた新幹線は、秋田新幹線・東北新幹線が連結されたまさに東北連合であった。
第104回 全国高等学校野球選手権大会は、開会式当日少雨があったが、天候に恵まれ予定通りの日程で行われた。
甲子園球場の外野の芝生、特にレフト・センター・ライトで守備をする付近の芝は綺麗に育っていたが、試合が進むにつれ芝生が薄くなった。それだけ激戦であった証拠である。
深紅の大優勝旗を目指して悔いのないいい戦いをしようと甲子園に腰を降ろし、指揮官(監督)の指示を聞き入る仙台育英高等学校の選手たち。
今大会は3年ぶりに一般客が入場した。昨年は悪天候の影響で順延は、過去最多7度にのぼったが、今年は第100回大会(平成30年)以来4年ぶりに順延がなく、予定の14日間(休養日除く)で全日程を終了した。
東北勢代表、11回目の決勝戦の幕は開かれた。
春夏通算100校目の初優勝で、甲子園の優勝旗が白河の関を越えた。仙台育英(宮城)が下関国際(山口)に快勝。東北勢が阻まれ続けた決勝の壁を「13度目の正直」で乗り越えた。同校OBの須江航監督(39)が18年前の就任から掲げるスローガン「日本一からの招待」の下、東北を中心に集結したナインが躍動。大正4年第1回大会の秋田中(現秋田高)の準優勝から108年目の夏に、歓喜の瞬間が訪れ白河の関を越えた。
優勝の瞬間、ピッチャーマウンドに駆け寄る仙台育英高校の選手。
白河神社には、深紅の大優勝旗が白河の関を越えますように!!と祈願の絵馬が掲げられた。そしてその願いは成就した。
宮城の仙台育英高校の優勝は、104回を数える夏の全国高校野球の歴史の中で、東北勢としても悲願の初優勝となりました。
おめでとうございます。
第104回全国高校野球選手権大会は22日、兵庫県西宮市の甲子園球場に3万1200人を集めて決勝が行われ、仙台育英(宮城)が下関国際(山口)に8―1で勝って初優勝した。東北勢が甲子園大会で頂点に立つのは春の選抜大会を含めて史上初。春夏合わせて13度目の決勝挑戦で悲願を果たした。東日本大震災の被災地からも喜びの声が上がった。
第104回全国高校野球選手権大会の閉会式は厳かに行われた。
優勝校・準優勝校の選手には、一人ひとりに優勝メダル・準優勝メダルが授与された。
選手、役員、観覧席の皆さん、全員起立脱帽してセンタポールに掲揚されている、国旗・大会旗の注目しながら降ろされた。
大会旗降納時に流れる「栄冠は君に輝く」の曲は名曲である。
古関裕而が作曲、加賀大介作詞・・何時聞いても晴れ晴れする曲である。
昭和28年に発表された。
甲子園のスコアーボードには、決勝戦の最低限の情報が開示されていた。
「栄冠は君に輝く」の名曲が流れる中大会旗は降ろされた。
優勝校・準優勝校が恒例の場内一周。以前は外野スタンド沿いに行進したが最近は短くなった。
試合後の仙台育英高校の須江航監督のインタビューに波紋が広がった。
コロナ禍で野球に取り組んできた選手たちについて「青春はすごく“密”なのにそういうことはだめだと言われ、どこかでストップがかかるなか諦めないでやってくれました。全国の高校生に拍手してください」と涙ながらにコメント。
これに対し、SNS上では「テレビで見ていて涙が出た」「監督の言葉良かった」「全国の高校球児感動をありがとう」と大きな反響を集めた。
私もこの言葉を聞いていて素晴らしいコメントであったと感動した。
監督自身は、控えの選手として過ごした経験を生かし指導者として大成され、野球部員隅々まで指導方針が浸透し、選手自身が頑張り背番号を勝ち得たのでしょう!!
須江航監督ご立派、そしておめでとうございました。
秋田新幹線「こまち」と東北新幹線「はやぶさ」が併結して、まさに東北連合で深紅の大優勝旗は白河の関越えた。
白河関の所在地は、福島県白河市旗宿に比定されており、白川神社が祀られ、国の史跡に指定されている。当地は下野国(現・栃木県)と陸奥国(現・福島県)との国境であり、関東地方と東北地方との境界となっている。
東北新幹線の列車内で、仙台育英高校の選手が白河神社の御札を持って嬉しさを表した。
ご当地、白河神社の社務所には手作りの優勝扁額が飾られた。
母校に凱旋し大勢の出迎えの中優勝報告会が行われた。
大越さんもTVに出ていた。
仙台育英が昭和63年の夏の全国高校野球で初めて決勝に進出した時のエースで、東東京の帝京高校と対戦した決勝は0対2で敗れて準優勝でした。
私もこのことは、はっきりと記憶に残っている。
そして、昭和44年、青森県代表の三沢高校対愛媛県代表の松山商業高校の延長18回引き分け、翌日再試合、一昨晩(令和4年8月28日)NHKのラジオ深夜便の中で、当時の太田投手の事が話題になっていた。
第104回全国高校野球選手権大会は8月22日、兵庫県西宮市の甲子園球場に3万1200人を集めて決勝が行われ、仙台育英(宮城)が下関国際(山口)に8―1で勝って初優勝した。
この決勝戦を解説された、大矢正成さんは素晴らしい解説をされました。
大矢正成さんは、東邦高等学校出身 で、 第59回全国高等学校野球選手権大会 に出場、準優勝を経験した方です。
NHK の高校野球中継の解説者としても活動されたが、この大会を最後に解説者としては引退されることになりました。
私は、解説者や、アナウンサーが放送の中で、平気で「ウン」を使う解説者や、アナウンサーがおります。
10年ほど前から高校野球が始まる一月前から、NHK大阪放送局長宛に「平気で(ウン)を使う解説者や、アナウンサーの起用はしないようにお願いの書状を毎年送り続けました。
そのためか最近殆どウンを使う開設者や、アナウンサーは少なくなりました。
それでも、今大会ウンを使う開設者や、アナウンサーがいました。ウンを平気で使う放送は、ウンザリします。TVの音声を消して画像のみ見て音声は、ラジオで聞きました。
大矢正成さん長い間解説者として活動ご苦労様でした。
参考までに
内山俊哉アナンサーは絶対ウンは使いませんし、解説者とのやり取りの言葉も必要以外には言葉を発しません。放送を聞いていて清々しい思いで聞くことが出来ます。
第1回大会は、秋田中学が準優勝していたんですね!!
知らなかったです。
これからも東北勢頑張れ!!応援しています。
最後に私のお願い事項です。
開会式・閉会式のプラカードを持つのは、女子高生、試合の中で記録係はほとんどの高校は女子高生、今年の県大会では女子高生がノックをした高校もあったとか!!
閉会式には、記録係りとして活動した女子高生も整列の中に参列させてあげては如何でしょうか。