kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

噂通り

2010-01-06 19:59:16 | 日記
三井住友FGが8000億円余りの公募増資を発表しました。
規模は市場のほぼ予想通りであり悪材料出尽くしと
ばかりにファンドのショートカバー中心に買われ
他のメガバンクも含めて大幅高になりました。
差し詰めメガバンクの増資は海外勢の格好の値ざや稼ぎの
道具との印象を受けるのは私だけでしょうか。

一投資家としてはメガバンクが上がることにより市場に
安心感が広がり敢えてクレームをつけることではないかと
思うのですが、前回の公募増資より6ヶ月しか経っていないこと
今日は上昇したとしても前回の公募価格より1000円近くも
下回っている現在の株価を経営陣はどう考えているのでしょうか。

公募増資の発表と合わせて5000億円規模の持ち合い株の売却も
発表になり資本効率の改善を図るということですが。
既存の株主はこの増資に納得してない人が多いのではないでしょうか。
やはり会社は株主だけのものではないのですが、かと言って
株主にそっぽを向かれたら最後は会社にしっぺ返しがくると思うのですが。
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綱引き相場

2010-01-06 11:03:37 | 日記
本日前場の東京市場の引け値は44円高の10726円。
寄り付き直後は一時マイナスに転じる場面もありましたが
メガバンクの反発から安心感も広がりプラス圏で推移しました。

テクニカル面では当落レシオが昨日現在116で過熱への目処の
120に近づいていること。
25日移動平均からの上方乖離も5.4%といずれも短期の過熱感が
出ています。

12月からの急上昇で昨年来の高値を更新した訳ですから高値警戒感を
指摘する見方も多いと思います。
引き続き為替動向や米国の経済指標を横目で見ながらの展開だと思います。

それにしてもアローヘッドが導入されてからの約定スピードの早いのには
びっくりします。
上げる時もあっという間、下げになってもあっという間。
とても躊躇している時間はありません。
余程しっかりした相場観を持っていなければ値動きに振り回されます。

微調整はあっても目先大きな下落は余程のことがない限りないと思い
物色範囲は引き続き業績の増額余地の大きな銘柄
具体的には自動車、精密、商社や電機の中から選ぶのが妥当だと思います。

個人的にはホンダや日産などの押し目を拾うことを考えています。
2010年は中国やインド市場だけでなく米国市場も最悪を脱し
今年よりも10%から20%の販売増は見込めると思うからです。
心配なのは為替動向ですが新興国市場の成長もあり
市場が懸念しているほど影響は大きくないと思っています。


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