kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

売り方の言い分

2010-01-04 17:41:56 | 日記
記事を書くのは本日2度目です。
確かに午前中、記事を書き送信したつもりだったのですが
先ほど確認したらどこにも見当たりません。
確かに送信ボタンをクリックしたまでは覚えているのですが
正しく送信されたか確認しませんでした。

市場も引けてしまったので午前中の記事とは違う内容で
意見を書き込みたいと思います。

いくつかの弱気の市場見通しを述べているレポートを
じっくり読んでみたのですが、ほるほど弱気派の見解にも
多くの共感を得られる事柄が多いのです。

代表的な意見を集約すると
1.今回の経済回復は各国の政策で回復しているのであって
この政策をいつまでも続けることは不可能、政策が切れた後は
自律回復するのは不可能

2.米国の商業用不動産はまだ下げ止まらずいずれ深刻な問題に
発展する。

3.今は円安基調だけれど、早晩また円高基調に戻り輸出関連銘柄に
逆風が吹く。

4.鳩山政権の政策運営はいずれ行き詰まり日本の財政赤字が
国債の格付けの引き下げ要因になる。

5.日本のPERの水準は欧米に比べてすでにかなり高い水準になっている。

6.今年もメガバンクや大手製造業中心に増資が予想され需給関係の悪化が
市場の足を引っ張る。

このような理由からどう考えても10000円以上の日経平均は買われすぎである。
これらの要因の多くは時間がたたなければ本当に下落要因なのか
杞憂に終わるかはっきりしませんが。
売り方の言い分だけを聞いていると、とても今は株を買える状況では
ないかなと思わず考えてしまいます。

ただ今日の「風力発電に参入」という記事だけで安川電機が新高値に
買われた値動きを見ていると信用取引の取り組み妙味だけではないような
もっと別の買いエネルギーが存在しているのではないかと

信用取引の買い残が示している通り個人投資家は依然、慎重姿勢を
崩しておらず、だから逆に相場も加熱がなく長持ちしているのかも。

市場に目に見えない流れがあるとしたら、その流れに逆らっても
良い結果は望めないかもしれません。
物事に失敗はつきものです。
問題は失敗した時にいかに早く軌道修正して損害を最小限に
抑えられるかで投資成果がかわってきます。
私も多きな失敗をしないように心がけたいと思います。

いつか上がる、いつか下がるで逃げていては賢い投資家として
合格はもらえません。



コメント
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