kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

M&Aは今年も増えるか

2010-01-10 14:01:12 | 日記
企業はリーマンショックの痛手から徐々に立ち直りつつあります。
勿論この間にいっそうの企業間格差が開いたのも事実です。
最近はグローバル市場で韓国の企業の存在感が増しています。
鉄鋼のポスコ、電機のサムスン電子、LG電子、自動車の現代自動車。

この数年間の成長はすさまじく携帯電話や液晶パネルと液晶テレビ
それに半導体のフラッシュメモリー、DRAMは完全にサムスンが
日本メーカーを凌駕しています。
今や世界の自動車市場のトップに躍り出た中国や米国市場において
現代自動車の躍進は目を見張るものがあります。

欧米企業だけでなくこうした韓国企業や力を付けてきた中国企業と
これからグローバル市場で勝ち残っていくには商品開発力も
さることながらシェアを取っていけるだけの規模も必要です。

銀行や保険の金融分野ではこの10年でおのおの3グループに
再編が進みましたが、食品、化学、電機などはまだまだ企業の
数が多すぎると思います。
少子高齢化が進む国内市場だけでは売り上げの増加は見込めず
成長の糧を新興国に求めようとすればするほど欧米やアジアの
企業との競争は熾烈です。

世界で戦っていけるだけの規模を求めて今年もM&Aが
株式市場を駆け巡っていくことになると思います。
次の成長を求めてあっと驚くような再編劇が今年起こるかもしれません。
コメント
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