JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

海上自衛隊試験艦“あすか”...

2016-04-17 22:51:35 | 客船・練習船・艦船他

 ブログを見てくれている知人から「港町ふ頭に自衛艦が入港し、日曜日に一般公開をする。珍しい船だから一見を...」とのメールをもらう。自衛艦の一般公開は久し振りだし、一見をといわれれば野次馬としては黙っていられず、曇り空の冷たい風が吹く中港町ふ頭へ車を走らせた。

                                  

 港町ふ頭に係留されるのは海上自衛隊試験艦“あすか”...。平成7年(1995)に就役、現在横須賀に司令部のある開発隊群に所属して、海上自衛隊の新型装備品等の試験支援を担っているという。全長151m、排水量4,250トンで乗組員は70名だが、その他に民間の試験員なども乗船するそうだ...。

      

 試験艦、見るも聞くも初めてだったので案内の隊員の方に訪ねると「世界的に見て試験艦を持っている国は少なく、装備の開発から艦船の性能まで試験の内容は幅広く、次に寄港するときは“あすか”の船型も変わっているかも知れない...」とその重要性を話していた...。

                     

 試験艦“あすか”には、女性隊員も6名乗り組んでいたが、その一人は長崎県出身で「熊本の地震で心配している。“あすか”は東日本大震災時に支援で被災地に行っているので、今回も場合によっては...」と臨戦態勢を整えているようだ。そんなことから、残念ながら函館の印象を聞きそびれてしまった...。

   

 ところで、後部甲板の中に自転車が3台並べられている...。長い甲板の上を自転車で移動?...、そんなことは無いだろうと訪ねると「公用車といって、寄港した際に買い物に使ったり岸壁での連絡用として結構重宝している...」とのこと。と、走り寄ってきた小学生も「この自転車は?...」と訪ねてきたので「おじさんも同じことを聞いてたさ...」と頭を撫でて解説してあげた...。

 

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谷一面が“お花畑”...厚沢部町

2016-04-16 20:51:38 | 乙部町・厚沢部町


 雪解けが早かったこともあってか、マンサク、フクジュソウから始まる春の花々の開花が例年より一週間ほど早まっている...。確かに、函館のサクラの開花予想も4月23日と来週の土曜日...。祭りの準備は大丈夫なんだろうか、ちょっと気になるところ...。

                            

 この状況なら「春の花に事欠かない太鼓山の麓の湿地も、見ごろかも知れない」と少し早起きをして厚沢部町へお花見に...、と車を走らせた。ここは、厚沢部町の市街地から少し入った太鼓山の麓にある農業用水溜池の湿原。車を降りて湿地へ向かうと幅2,30mほどの谷間の沢に「エゾノリュウキンカ」と「ミズバショウ」が咲き始めましたといわんばかり...。

                

 残念ながら見ごろには少し早いような気がするが、“お花畑”に化した沢一面に朝露を乗せた黄金色の「エゾノリュウキンカ」と白い「ミズバショウ」の咲き比べも見応えがある...。例年より開花は早いようだが、ここでの見ごろは1週間後あたりかな...。

     
        
 「エゾノリュウキンカ(蝦夷立金花)」はキンポウゲ科に属し、湿地に生え茎が立っているいて黄金色の花を付けることから「立金花」の名が付いたとのこと。また、「ミズバショウ」は、湿地であったり水の溜まる地形を適し、葉は花の後に根出状に出て立ち上がり、長さ80 cm、幅30 cmに達するという。

                           

 

     

 沢を囲む山肌にはカタクリ、エゾエンゴサク、エイレンソウ、イチゲなどの花々が咲き乱れ、こちらはちょうど今が見ごろでまさに山の中の花屋さん...。あちこちから聞こえてくるウグイスなどの小鳥の声と小川のせせらぎを聞きながら、この花々をファインダーから眺めていると心癒される...。

                            

 地元の方達も見学や山菜採りに何組か訪れていたが、山菜採りに来ていた地元のおばさんに話を聞くと、「来週になると、エゾノリュウキンカが大きくなって見事なもんだよ。天気の良いときまた来ればいいでしょう...」と誘われたが、花の見頃に合わせるのはちょっと大変だ。

 

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沿道彩る“エゾムラサキツツジ”...

2016-04-15 20:56:03 | Weblog

 春めく陽気が続き、つられるように市内のあちらこちらで“エゾムラサキツツジ”が咲き始め、わが家の近くを走る市道にも紫色も鮮やかに沿道を彩っている。ツツジ科の中でもこの“エゾムラサキツツジ”の開花が最も早く、春一番に花を楽しませてくれるのだが、今年は他の花同様に1週間以上も早い開花...。

    
                                    
  “エゾムラサキツツジ”はツツジ科の落葉低木で、径2~3センチの花が枝分かれした小枝の先に咲く。道内でも山地の日当たりの良い岩礫地などに多く見られ、温根湯温泉の群落は有名とのこと。函館では街路樹として約22,000本植えられており、これから市内各所で見ごろを迎えそうだ。

                                  

  ところで、熊本地方を襲う巨大地震...。震度7の地震で終わらず、震度6弱以上の地震が短時間の間に次から次と襲っている。何時襲われるか恐怖にさらされる地震が、何度もなく続いたらたまったものではない。幼い子どもを抱えたお母さんの不安そうな姿が画面に映しだされていたが、何とかしてあげたい気持ちにさせられる...。本当に、いつまで続くのだろう...。被災された皆さんにお見舞い申し上げるとともに、一時も早く落ち着いた生活ができるよう祈るよりない...。

 

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春一番にやってきた豪華客船“飛鳥Ⅱ”...

2016-04-14 22:27:37 | 客船・練習船・艦船他

 クルーズ客船が函館に寄港...、そんなシーズンが到来。春一番にやってきたのはお馴染みの“飛鳥Ⅱ”(50,1442㌧)...。早速、入港時間の午前11時にあわせ港町ふ頭に車を走らせると、客船寄港の度に顔を合わせるそれこそお馴染みさんと「今シーズンもよろしく...」と挨拶を交わし着岸を待つ...。

                            

 ところが、函館港は昨日までの肌寒さはないものの、上空は白い雲に覆われ、さらに少し靄っており真っ白な船体の“飛鳥Ⅱ”もスッキリしない感じ...。マスコミの方も、「“飛鳥Ⅱ”が入港するときは天気がイマイチなんだよね...」といいながらカメラを向けている...。

       

                              

 岸壁には、今年も「カムカムの会」の皆さんが歓迎の横断幕を持ち、手を振って出迎えている。今回のクルーズは、九州・福岡の地元新聞社主催の「日本一周燦(きらめき)くる~ず」で博多港から日本海の各港に寄港しながら北上、新潟港を経由して函館に寄港、この後、大船渡港、横浜港、神戸港を経由して博多港に戻り、550名が乗船しているそうだ...。

    

 岸壁に並んでいた10数台の観光バスで、函館市内観光や買い物、食事を楽しんできた乗客の皆さんを乗せた豪華客船“飛鳥Ⅱ”は、午後5時函館港を出港...。今年も、函館名物「イカ踊り」で見送ろうと、出港に合わせて7,80人の幼稚園児が参加...するはずだったが、生憎の空模様には勝てず、14,5人のスタッフが広い岸壁を「イカ、イカ、イカ、イカ、イカ踊り♪~」と踊り回る...。

        

 この「イカ踊り」の曲にあわせ、“飛鳥Ⅱ”のデッキに並んだ大勢の皆さんも手拍子とともに踊り出し、岸壁とデッキが一体となり盛り上がり、乗客の皆さんからは「ありがとう~」の声も聞こえる...。少ない人数での見送りだったが、おもてなしの気持ちは伝わったのかも知れない。

                       

 “飛鳥Ⅱ”は定刻の午後5時大きな汽笛を三度鳴らし、次の寄港地大船渡港を目指し太平洋にに舵を切る...。
                                 
 ところで、今年、函館港に寄港するクルーズ客船は29隻で昨年の17隻を大幅に上回る寄港が見込まれている。今年は“飛鳥Ⅱ”は8回、「ダイヤモンド・プリンセス」(115,900㌧)が7回寄港するほか、函館に初寄港するクルーズ船も2隻あるそうだ。今年も、入港の都度出来るだけ時間を作り、出迎え、見送りに出掛けて市民の皆さんと一緒に盛り上げようっと...。

 

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サクラの木にも“マイナンバー”?...

2016-04-12 21:16:58 | 五稜郭公園

 冬型の気圧配置とやらで全国的に気温が上がらず、東北地方で満開のサクラに雪が降るという珍しい光景をテレビで見させてもらった。サクラは大丈夫なんだろうか、ちょっと気になる...。函館もご多分に漏れず、昨日、今日と冷たい風が吹きすさび、今朝も最低気温は氷点下...。

                                

 折角膨らんだサクラのつぼみは?、少し気になって五稜郭公園にウォーキングを兼ねて確認に...。先週が暖かかったこともあって、風に向かうときは肌を刺す冷たさに観光客の皆さんもコートの襟を立てて公園内を歩き回っている...。

       

 サクラのつぼみは!!...、先日より確実に大きく膨らんでいるが、素人予報士の見立てでは開花にはまだ10日はかかりそう...。と、枝を見上げるとサクラの木に番号が付された小さなプレートに付いている...。確か先週はなかったはずだが、他のサクラの木にも同じようなプレートが...。

              

 気になって、公園事務所に訪ねると「樹木管理のため、今年初めて公園内にある約1,600本のサクラの木すべてにブートを付け、サクラの木が傷まないように、消毒を施された釘を使っている...」とのこと。確かに、老木が多いので番号が付されていると管理には便利なのかも知れない。差詰め、サクラの木の“マイナンバー”といったところかな...。

 「ちなみに、1番は何処に?...」と事務所の方に声をかけたが、「いや、自分で探してみます」と答えを遮った。明日から、「1番」のブレート探し...、五稜郭公園に行くのが楽しみになりそう...。

 

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快晴の“横津岳”へ春山登山...

2016-04-10 21:57:31 | 山登り

 山登りの先輩に案内されての近所の山巡り...。3月に雪の消えた「七飯岳」に登ったばかりだが、先輩から「横津岳の道路が旧スキー場まで車が入れる、春山登山に行くぞ!!...」との誘いの電話...。「天気が良ければ、...」と生返事をしていたが、今朝は“横津岳”が手招きするような雲一つない快晴...。これじゃ行くしかない...。

 

  (我が家の近くから見上げる“横津岳”)

 しかし、旧スキー場までは車で行っても、そこから先は当然雪の上を歩くことになるのだが、スノーシューやかんじきの準備もなく車を走らせたが、先輩から「大丈夫!!変なところへ行かなければ、固雪になっているから歩きやすい...」とのアドバイス...。

                             

 “横津岳”(1,167m)登山道の7合目近くの旧スキー場に車を止め、登山開始...。頂上にある航空レーダー基地に連絡用で走る雪上車のキャタピラーの跡はあるが、それよりもいつもは歩けない雑木林や笹藪の上をストックの力を借りて歩く方が楽ちんだ...。

 

 ところが、距離を稼ごうとするとその分急斜面を登ることになるので辛く、一気に汗が噴き出てくる...。8合目のゲート前...、2m以上はある鉄製のゲートは腰ほどの高さ、ということはまだ1m50cm以上の積雪があることになる...。

                                   

 ゆっくり歩を進め、頂上を目指すがさすがに山頂近くになると風が強くなる...。なるほど、風に吹き飛ばされるのか山頂付近は雪がない。1時間40分程度で山頂に到着...。

         

 風を避け建物の陰に入り、持参のお茶とお握りを口にしながら、少し靄って見晴らしはイマイチだが、函館市街地から新幹線の走る大野平野、駒ヶ岳を眺め悦に入る...。

                                 

 と、スキーを履いた2人が山頂に...。聞くと一人は北側の斜面に降りて、七飯大沼スキー場を行くという。「帰りは?」と訪ねると、「車を旧スキー場に置いてあるので、また、頂上に戻り滑り降りていく...」という。登るのに2時間近くをかけ、滑り降りるのに10分程度...、だって...。それにしても滑り降りる姿は、格好いい!!...。

       
 帰りは、頂上からスキーヤーに負けじと直滑降で笹藪と雑木林を切り抜け8合目のゲートを目指す...。先輩からも「足下の雪抜けに気をつけて!!...」との話もあったが、そんな心配もなく一気に下山...。途中、スノーボダーが音もなく現れ後ろから「こんにちは!!...」と声をかけられはっ!!...とする場面も...。

 頂上付近で少し強い風に悩まされたが、快晴の青空の下いつもは歩くことのできない雑木林の中をサックサックと雪を蹴る音をさせながらの春山登山...。“横津岳”には花や紅葉見物で何度か登ってはいるが、今回は「なにもない“横津岳”」と思ってのぼり始めたが期待以上の山登りになった...。ちなみに、今回の登山は横津岳7合目の登山口から山頂での休憩を含めて往復約3時間、持参の万歩計で11,780歩、約7.8kmの歩行...。

 

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“春色”のじゅうたん...高橋山野草公園

2016-04-09 23:29:53 | 七飯町・大沼公園

 大沼湖畔の「ミズバショウ」見物の後、何度か話に聞いていた道南の野の花を集め咲かせているという公園を訪ねてきた...。「JR大沼駅から鹿部町方向に走って500m程のところにあるから...」との情報を頼りに車を走らせたが、道路脇に小さな看板が案内してくれた...。

          

 公園といっても農家のちょっと広い庭園といった感じで、既に駐車場は一杯で狭いところに何とか押し込める...。駐車している車は室蘭や札幌ナンバーもあり、春の花が一面に咲き見ごろを迎えていたが、公園の中も見物客で大賑わい...。

 

                     

 

                                            

 この公園は、所有者である高橋さんが30年以上前に山野草を育てようと種を蒔いたり、集めたりして増やしたもので、今では100種類の花を咲かせているという...。今年は雪解けは早かったが、春先に気温の低いときもあって少し遅れているというが、春の訪れを告げる黄色いフクジュソウや、紫色のエゾエンゴサク、純白のキクザキイチゲなど“春色”のじゅうたんで埋め尽くされている...。

    

 高橋さんに、「今が見ごろですね...」と声をかけると、「これからサクラが咲くと、下の花も艶やかでその頃が見ごろ...。函館は近いんだからまた来れば...」と誘われ、もう一度いってみたい気にさせられた...。それにしても、カタクリの花が斜面を彩る様はすごい!!...。

 

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湖畔に春を知らせる“ミズバショウ”...

2016-04-09 22:51:28 | 七飯町・大沼公園

 春の訪れを知らせる花々が咲き始める...。今年は雪解けが早く、気温も例年より高いこともあってどの花も開花が早いようだ。先日、「大沼公園の“ミズバショウ”が咲き始める」との報道があり、遅れちゃいけないと車を走らせる...。

  

 大沼には駒ヶ岳の噴火によってできた湿地であったり、水の溜まる地形が多いこともあって“ミズバショウ”には適しており、群生地が湖畔周遊道路脇に点在し、場所によって開花の時期が違うようだ。取りあえず、東大沼トルナーレ付近の群生地へ...。

                                 

 大沼の幾つかの群生地の中でも、東大沼トルナーレ周辺では大型のものが多く群れの迫力に圧倒される...。純白と緑が鮮やかな花々が湿地一面に広がる光景は圧巻...。見ごろにはあと一息といった感じだが、今年は湿原の水量も多く、朝日を一杯に浴びる“ミズバショウ”姿は湖畔に春を知らせている...。

        

 “ミズバショウ”は、サトイモ科の多年草で花弁のように見える白く大きな部分は、葉が変形した仏炎苞(ぶつえんほう)で、その中の円柱状のものが花とのこと。風が強いこともあって木々のざわめきが気になったが、そんな中に甲高い小鳥の声を聞きながら、十分に楽しませてもらった...。

               

               (ミズバショウ)                                  (ザゼンソウ)

 ところで、“ミズバショウ”(和名:水芭蕉)の名前は、芭蕉布の材料に利用されている「バショウ」の葉に似ていることから付けられ、色は違うが同じような仏炎苞を持つ「ザゼンソウ」と同じ種類だという...。並べてみれば納得...。

 

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今年最初の“進水式”...函館どつく

2016-04-07 21:48:19 | 函館港

 函館どつくで新造船の“進水式”が行われる...。天気は生憎の曇り空、しかも時間は午後0時40分、関係者の都合に合わせたのだろうが、ちょっと中途半端な時間だなあ...、と思いつつも、久し振りの“進水式”、しかも今年初めてだしなどと理屈をこね回しながらも、函館どつくのある弁天町へ向けて車を走らせる...。      

                                   

 今年最初とあって見学の市民も多く、“進水式”が初めてという方ご婦人の団体の皆さんは巨大な船体を見上げ驚きの声を上げている...。その中で函館どつくの職員の方が「新造船は、船台に乗せると約2ヶ月で組み立てられるが、船に乗せるエンジンなど機械類の製造に1年半から2年を要するので、もし注文される場合は2年前までお願いします」と笑いを誘いながら説明されていた...。
      
        

 予定の午後0時40分、国旗掲揚で“進水式”が始まる...。新造船は「BERGE SHARI(ベルゲ・シャリ)」と命名、直ちに進水に当たっての事前確認作業が手際よく進められ、準備完了...。船体につなぎ止められていた綱を切断すると船首のシャンパンが割れ、大音響の軍艦マーチとサイレンの音とともにくす玉から鳩ともに色とりどりの紙テープ、風船が飛び出し、船体が勢いよく海に滑り出すと見学者からは大きな歓声があがる...。

                                   

 いつもながらの“進水式”なのだが、残念ながら曇り空で空は真っ白...。巨大な赤い船体も五色の紙テープや風船もその鮮やかさを見ることができず、顔見知りのカメラマンさんとも「青空なら最高なんだけどね...」といいながらも、豪快に海に飛び込む新造船から大きな感動をもらう...。

     

        (“進水式”を終えた「新造船」は函館港に浮かぶ...)
 新造船「ベルゲ・シャリ」はバラ積み貨物船で21,550総トン...。全長180m、全幅30m、深さ14mで従来船の船倉ボックス型をさらに船尾を細くして水の抵抗を減らし燃費性能を向上させたというエコシップの「ハイバルク34E」型の11隻目...。この後、港内で艤装工事を行い6月上旬には船主に引き渡される...。
 ちなみに、次回の“進水式”は6月3日に予定されているそうだ。きっと、また巨大船体の下見学しているかも知れない...。

 

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春の“夕陽”...

2016-04-06 22:34:14 | Weblog

 ここ何日か平年を上回る気温が続き、春への歩みにも力強さが感じられる。そんな中、函館では小学校の入学式が行われ、真新しいランドセルを背負ったピッカピカの1年生が、両親に手を引かれ学校に向かう姿につい笑みもこぼれる...。あわせるように「春の交通運動」も始まった。子ども達を交通事故から守らないと...、安全運転で...。

                      

 今日の日没は午後6時8分...、いつの間にか6時を過ぎていた。春の“夕陽”を浴びながらのウォーキングも足取りは軽くなった気がする。五稜郭公園にはこの陽気に誘われてか散歩やウォーキング、ランニングなどを楽しむ市民が日に日に多くなっている。満開のサクラの下を歩ける日も近い...。

 

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