ブログを見てくれている知人から「港町ふ頭に自衛艦が入港し、日曜日に一般公開をする。珍しい船だから一見を...」とのメールをもらう。自衛艦の一般公開は久し振りだし、一見をといわれれば野次馬としては黙っていられず、曇り空の冷たい風が吹く中港町ふ頭へ車を走らせた。
港町ふ頭に係留されるのは海上自衛隊試験艦“あすか”...。平成7年(1995)に就役、現在横須賀に司令部のある開発隊群に所属して、海上自衛隊の新型装備品等の試験支援を担っているという。全長151m、排水量4,250トンで乗組員は70名だが、その他に民間の試験員なども乗船するそうだ...。
試験艦、見るも聞くも初めてだったので案内の隊員の方に訪ねると「世界的に見て試験艦を持っている国は少なく、装備の開発から艦船の性能まで試験の内容は幅広く、次に寄港するときは“あすか”の船型も変わっているかも知れない...」とその重要性を話していた...。
試験艦“あすか”には、女性隊員も6名乗り組んでいたが、その一人は長崎県出身で「熊本の地震で心配している。“あすか”は東日本大震災時に支援で被災地に行っているので、今回も場合によっては...」と臨戦態勢を整えているようだ。そんなことから、残念ながら函館の印象を聞きそびれてしまった...。
ところで、後部甲板の中に自転車が3台並べられている...。長い甲板の上を自転車で移動?...、そんなことは無いだろうと訪ねると「公用車といって、寄港した際に買い物に使ったり岸壁での連絡用として結構重宝している...」とのこと。と、走り寄ってきた小学生も「この自転車は?...」と訪ねてきたので「おじさんも同じことを聞いてたさ...」と頭を撫でて解説してあげた...。
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