JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

燃える夕日に...

2011-04-08 21:26:24 | 銭亀沢・戸井・恵山
 昨夜からの雨も朝には上がり、午後には真っ青な青空が覗く...。道路の埃を洗い流すまでは行かなかったようだが、それでも久し振り雨...、きっと喜んでいる方も多いのではないだろうか...。

 
 「今日は夕日が綺麗にはず...」と決め込み、銭亀沢・志海苔漁港に車を走らせる。ここからは函館市内を越えて北斗市の山並みに落ちる夕日を眺めることになる...。天気が良いからなのだろうかやけに太陽が大きく見える...。漁から戻る漁船も日の入りに合わせるかのように全速力で港に向かう。

                         
 カモメ達が塒に帰る準備をしているのか、防波堤の上で赤く染まった空をバックに元気に飛び回っている。

     
 今日の日の入りは午後6時10分...。堤防の上で日の入りを待つのだがなかなか落ちない。秋の夕日は、よそ見をしていると落ちてしまうような気がするんだけどなあ...。燃える夕日に向かって空港から飛び立つ飛行機、きっと機内からも素晴らしい夕陽を見ていることだろう...。

                         
 山並みに落ちていく夕日...、今日は色鮮やかにしかも大きく見せてくれた。漁港で釣りをしていた人も「日の入りがハッキリ見えると、明日はいい天気になるんだ...。」と教えてくれる。明日は山菜採りに誘われているが、天気は良さそう...。


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春を彩る「クロッカス」...

2011-04-07 21:47:48 | Weblog
 遺愛学院のクロッカス見ごろとの新聞報道を見て、カメラを手に車を走らせた。校門で守衛さんは入校届け見せながら「新聞に載ったせいか今日は随分来てくれました...」と話してくれたが、そのとおりで校内を見学者らしい人たちがあちこちに見受けられる...。

 
 校舎の裏手にある国の重要文化財にもなっている旧遺愛女学校宣教師館(通称・ホワイトハウス)周辺で新聞報道のようにクロッカスの群生が満開...、まさに今が見ごろ...。白壁の建物の周辺をクロッカスの白や紫の花が彩りを添えて素晴らしい光景を見せている。初めて訪れたというご夫婦も「綺麗ですね...」と感嘆の声を上げながらカメラのシャッターを押し続けている...。

 

                             
 クロッカスは、福寿草の花と同様に春の訪れを告げる花として親しまれており、何故か心をうきうきさせてくれる。白や紫の花は白壁の建物に映え、この場所にピッタリ...。
                             
 クロッカスの花の中に福寿草も「私も春の花...」と言わんばかりに一段高いところから見下ろしている感じにも見え、春を競い合っている...。春の日差しが降り注ぐ中、愛らしい姿を見せてくれる花々...、一気に春を感じさせてくれる...。

          
 ところで、旧宣教師館の入口付近に白い花を付けた群落がある。一緒に見ていた方に訪ねると「スノードロップで、やはり春を告げる花なんですよ...」と教えてくれた。それほど気にもとめずに戻って調べてみると、「聖母の花としてキリスト教の聖燭祭(2月2日・聖母御潔めの祝日)には祭壇に撒かれ、純潔の象徴とされている。」そうだ。もっとしっかり撮ってくるんだったかなあ...。


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オープンに向け整備中...

2011-04-06 20:56:51 | 七飯町・大沼公園
 今日は小学校の入学式...。空に雲を捜しても見当たらなずまさに“入学式日和”、さらに気温も昨日を上回り14.3℃と今年一番を更新...。春は好天が続かず、「春に3日の晴れなし」という気象の諺があるそうだが、今年の函館の春には通用せずにここ10日ほど好天が続き、道路の埃を洗い流す雨が欲しいのだが...。
                
 鹿部町へ所用のため車を走らせる...。途中、大沼公園の近くにあるゴルフ場...、夏場は樹木の葉が邪魔をしてコースを見渡すことはできないが、まだ葉のでないこの時期は車道から眺めることが出来る。ここ数日の好天で雪解けが進み、1週間早めて今週末にオープンするそうだ。

 まだ多少雪が残っているようだが、コースの中をトラックが走り回り整備に余念がない。駒ヶ岳をバックに白球が飛び交う...、いよいよゴルフシーズンの幕開け...。


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高カルシウムの“天然水”...

2011-04-05 22:21:43 | 八雲町・長万部町
 今日の函館は今年一番の暖かさで13.4℃まで気温が上がり、一気に“春”...。昨日までの冷たい風も“春”に追いやられたようだ。この暖かさにたまらず車の中ではエアコンに助太刀をお願いする羽目に...。

 
 国道5号を札幌方面に向かって走ると、八雲町山越に「自然湧水 ← 水汲み場」の看板が目に付く...。「 ← 」で誘導するようにミネラルウォーターを製造している会社の敷地内にある湧水を無料で24時間汲むことが出来る。

                        
 水汲み場...、といっても綺麗に整備され、水道の蛇口から水は流れっぱなしで八雲町民やドライブ途中に立ち寄る方が多く、駐車場には常に何台の車が止まり、水をくむ姿が...。なぜそんなに人気があるの...。

 
 「山越付近は二枚貝、姫貝、珊瑚の化石の集層があり、この貝殻層から誘導された地下水がカルシウム(ミネラル)を供給し、その伏流水がカルシウムを豊富に含んだ極めて優秀な特質を保持したミネラルウォーターとして湧き出ている。この水は、俗に言う単なる湧泉水や山嶽でみる湧水と異なり、有機分を含んでいない清澄透明度の高い美味なる地下天然ミネラルウォーターである。」(案内板にある地質学者の説明文の一部)

 カルシウムは歯や骨を強くし、ストレスを緩和させ、現代人にとって必要不可欠なものといわれており、ここを通るたびにペットボトルに入れさせてもらい毎朝コップ一杯をここ何年か飲み続けている。その効果は?...、と、いうよりまろやかで咽越しがよく、なにより美味しい。この水でコーヒーを入れると旨い!!...。これからも汲ませてもらい飲み続けようと思っている...。

 ところで、こんな会社の気持ちを逆なでするかのように、昨年だったか隣接する公園の植木を盗掘したり、ゴミを持ち込み置いていく、という不届きなものがいたそうだ。最近は、そんな話も聞かないがルールを守って汲んで欲しい。水汲み場の隣に小さな池や滝のある「百万庭園」があり、その造園整備支援の募金箱が置いてある...。



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サラキ岬...

2011-04-04 22:09:26 | 木古内町・知内町
 青空から眩しいほどの日差しはあるのだが、冷たい風が吹き付ける今日の函館...。“春の空”と“冬の風”が最後の鬩ぎ合いをしているようだ。これは、当然のことながら“春”が勝つ...。そして、明日からは気温も上がりそう...。

 
 所用で木古内町へ車を走らせる...。途中の木古内町亀川に帆船のモニュメントを置いている小さな公園がある。この帆船は、幕末に活躍した「咸臨丸(かんりんまる)」で、咸臨丸はこの「サラキ岬」の沖で座礁、沈没し今も静かに眠っているといわれている。

                           
                          (咸臨丸の功績を称えた咸臨丸終焉の碑)
 「咸臨丸は、1857年(安政4年)にオランダで造られ、幕府海軍創成期の主力艦として配備され、開国の嵐が吹きすさぶ中、1860年(安政7年)には日米修好通商条約批准書交換目的で渡米する幕府遣米使節護衛目的の随伴艦として太平洋を渡る偉業を成し遂げるなど、幕末の動乱期に日本近代化の歴史的象徴として活躍した。
 しかし、その栄光とは裏腹に、晩年は戊辰戦争の渦に巻き込まれ、軍艦から北海道への物資運搬船となり数奇な運命をたどり、また、戊辰戦争で敗れ、北海道移住を余儀なくされた仙台藩の家臣団を乗せて仙台の寒風沢を出港した咸臨丸は、箱館経由で小樽に向かう途中、1871年(明治4年)9月20日、木古内町のサラキ岬沖で座礁沈没。」(案内板から要約)

 
 この「サラキ岬」からは、津軽海峡を挟んで津軽半島や下北半島、さらには函館山も眺望できる景勝地で、木古内町の有志の方の手によってモニュメントを製作、また、咸臨丸を造ったオランダをイメージしてチューリップの花壇を整備を行うなど、木古内町の観光スポットともなっている。

                           
 ここでは毎年5月に「チューリップまつり」が開催されているが、今日は有志の方々が咸臨丸や風車、公園のベンチなどのペンキ塗りに汗を流していた...。作業をしている方に話を聞くと「まつりは5月3日からで、今日のペンキ塗りのあと17日には公園の清掃をして、まつりを迎える。車で休憩をして欲しいのだが、ゴミを投げていく人もいて...。」と、頭を抱える...。

 まつりは今年が8回目...。チューリップの球根は少し傷んだものもあったそうだが、例年並みの5万株は確保でき綺麗な花を咲かせると意気込んでいた。今年の「チューリップまつり」も色とりどりの花と木古内の名産が会場一杯に並びそうだ...。是非行ってみなくっちゃ...。


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なごり雪...

2011-04-03 21:16:13 | 五稜郭公園
 昨日の夕方から降り始めた雪は、夜半には吹雪に変わり気温も氷点下になるなど冬を感じさせられる天気だったが、案の定、今朝は一面の雪景色...。雪も止み朝日も覗き始めたこともあり、五稜郭公園にカメラを片手にウォーキング...。

 
 舗装された公園の散策路はすでに雪も消えていたが、サクラの木の下は雪、雪、雪...。カメラを覗いていると歩いている方から「日の出の頃は綺麗だったよ...。」と教えてくれたものの、時すでに遅し...。
                           
 それでも、輝く朝日を浴び一気に解け出す雪は、やはり春の雪だ...。これは、なごり雪?かな...。昔、イルカが歌った「なごり雪」の歌詞の中に“季節はずれの雪が降ってる...”とあったので、花の咲き始めた函館では季節はずれ、これが最後の雪であって欲しい。だだ、サクラが咲く頃まではまだ油断は出来ない...。

          
 雪の消えた散策路に五稜郭タワーが映り込む、これも「なごり雪」のなせる技...。公園は一時の雪景色を演じてくれたが、季節はやっぱり“春”...。

                           
 ところで、“春”の訪れを告げる花として親しまれている「クロッカス」...。もうそろそろ咲き出したことだろうと、杉並町の遺愛学院の敷地にお邪魔した。咲き始めているがまだまだ...、見頃まであと1週間?程かな...。白や紫のかれんな花は気に入っている、見頃の頃にもう一度...。


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“赤い絲”...

2011-04-01 22:10:08 | 函館港
 夕日を期待し港に向かったが、空一面の青空が見る見るうちに薄い雲がかかり、それが黒い雲に変わって太陽を隠す...。その間わずかに20分余りの時間だろうか、結局、夕日どころか日の入りにまだ時間があるのに、太陽そのものが雲の中...。明日の予報は“雪”だもんな...。

 折角車を走らせてきたのでこのまま帰るのもなんだし...、と函館港に浮かぶ「緑の島」を1周...。風が強いこともあって、さすがに釣り人の陰もない...。そんな中で、緑の島にこんなものを見つけた。“赤い絲(いと)のモニュメント”...。

                      
 モニュメントの後ろのプレートに「このモニュメントは、青森市と函館市のツインシティ(双子都市)提携20周年を記念して製作されたもので、旧制中学を青森市で過ごした太宰治(1909-1948)が小説「想ひ出」の中で、弟礼治と青森港桟橋から海峡を渡る連絡船を眺めながら、運命の女性と結ばれる“赤い絲”について語り合った挿話を基に、函館と青森両市民の協力により、お互いの絆を深めるモニュメントととして、両港に設置したものである。」

 モニュメントは山形在住の彫刻家、峯田義郎さんの制作で、高さ2.3m、幅0.9mで、青森港の桟橋で男女を結ぶ赤い糸について弟と話し合うシーンをもとに「ふたり」と名付けられ、2人の人物が両市の絆(きずな)の深さを表現している。モニュメントは函館はここ緑の島に、青森は県観光物産館(アスパム)裏に、平成21年11月に設置された。

 ツインシティ提携20周年は知っていたが、このようなモニュメントの設置については承知していなかっただけに、プレートを見て改めてその意義をかみしめてきた。ただ、モニュメントには鳥に糞を掛けられ少しかわいそうな気がし、逆光でシルエットに...。機会があったら青森の「ふたり」も見てこよう...。

 
 ところで、小説「想ひ出」に出てくる連絡船がモニュメントがある緑の島の前、旧函館桟橋に係留されている...。係留されているのは青函連絡船「摩周丸」で、船内には操舵室や無線室などが当時のまま再現、青函連絡船の長い歴史を伝える資料なども展示された記念館となっている。ただ、先の東日本大震災の津波で電気設備が浸水の被害による停電のため、4月中旬まで休館中...。



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