JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

早春の山菜を堪能...

2011-04-09 22:14:29 | Weblog
 先日アマチュア無線の集まりで、「memさん、山菜好きですか?」と尋ねられ、即座に「山菜は何でも好きですよ...。」と答えると、「それじゃ、今度の土曜日クレソンを採りに行きましょう...。」と誘ってもらった。実は、山菜は食べるのは大好きだが、山に行くとなるとウドを何度か採りに行った程度で全く得意でないし、“クレソン”なるものも初めて聞く山菜だ...。



                               
 その土曜日がやって来た...。目指すは北斗市の山中にある沢地、まだ虫はいないが川を渡るので長靴とクレソンの入れるバケツは必需品、といわれた装備で車に乗る...。道路に車を止めて沢地に入る...、草木が伸びていないので今は歩けるがあとひと月もすると藪の中といったところを30分ほど歩く。ところどころに春の花が咲きほころび、心楽しませてくれる...。

 

                               
 谷の中の細い小川一面に緑色の葉が見える...これが“クレソン”...。クレソンは、清流にのみ自生し、茎は水中に横になって広がっており、清流に育つワサビ畑のようにも見える。クレソンは、もともとはヨーロッパで育てられていたが、今は野生化して日本国内どこでも見られるそうだ。

 
 山菜を採る...というより、田んぼからすくい取るような感じで持ってきたビニールの袋に詰める。いくらでもあるが、沢山採ってもそんなに食べられるものでもないし...、といいながらも大きな袋に詰められるだけ詰める...。

                               
 “クレソン”は、アブラナ科で特有の香りとピリッとした辛みが特色で、肉料理やサラダに付け合わせで盛り付けられている。肉の脂っこいもののあとに、この辛みが爽やかさをもたらす...、そうか、レストランで随分とお世話になっていたんだ...。

 
 もう一つは“カンゾウ”...。少し丘に登ったところに葉株が群生しており、この若芽を頂戴する...。これも初夏の頃よく写真を撮らせてもらう「エゾカンゾウ」のようだ。カンゾウにはいくつかの種類があるようだが、こんなことで目にするとは思わなかった。若芽もそうだがつぼみも食用に出来るとのこと。

                                 
 大きな袋を抱え我が家に戻ると、案の定家内から「こんなに沢山どうするの...、1回食べる5,6本もあればいいのに...。」と、確かにゴミを取り除き、水洗いをしてと大変な仕事だ。それでも“クレソン”は生のままサラダの付け合わせ、みそ汁、おひたし、酢じょうゆの和え物に...、“カンゾウ”の若芽は茹でて酢みそあえに...。新鮮なこともあってほどよい香りを楽しみながら、早春の山菜を美味しく食べさせてもらった...。

 久し振りの山菜採り...、山中で鳥の声を聞きながら、採り放題の山菜を袋に詰める、こんな贅沢な楽しみ方もあるんだ...。「そのうちまた誘うから...。」といってもらったので、今度も二つ返事でついてこうっと...。


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コメント (5)
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