千歳市での所用を終え出発まで少し時間がとれそうなので、千歳市役所の総合案内窓口で「1時間ほどの時間で見物できる場所を教えてくれませんか?」と訪ねると、「道の駅に“サケのふるさと館”という水族館がありますので、そこに行かれたら如何でしょう...。」とガイドマップを頂戴し、車で向かった。
千歳川に遡上するサケを捕獲するインディアン水車の話は聞くが、水族館があることまでは知らなかった。道の駅「サーモンパーク千歳」に到着し、入口で「どの程度の時間がかかります。」と聞くと「ゆっくり歩いて4、50分ほどでしょうか。入場料はJAFの会員であれば割引になりますが...。」と親切に教えてもらい2割引、何か得した気分で入場...。
それほど大きな建物でないが、館内にはなんと高さ5m、幅12m、総水量266tという「巨大水槽」があり、イトウ、ニジマス、シロチョウザメなどが泳ぎ回り、圧倒される...。淡水では日本最大級の水槽とのことで、見学者がいるとその大きさがわかるんだけど...。
さらに、「サケの稚魚」が5,000匹が入っている水槽...。銀鱗を輝かせ凄まじい勢いで泳ぎ回る姿には感動すら覚える。水族館では3月から5月末まで1日2回サケ稚魚の放流体験を行っており、この水槽にいる稚魚も近いうちに放流されるそうだ...。
(タッチプール・子供たちに大人気!!)
平日のお昼に近い時間とあって見学者は見当たらず貸し切り状態...。そんな中で見回り中という学芸員の菊地さんにサケの種類や生態、千歳川に棲む魚などについて教えていただき、「建物は小さいが、展示物は地下を利用しているので以外に沢山いるんですよ。館内の水槽の他に千歳川の中の生き物が直接観察できる“水中観察窓”からはぜひのぞいていったください。」と館の案内までしてもらった...。
その“水中観察窓”...。千歳川の川底に30mほどにわたって7つの窓が設置され、当然囲いもなく、給餌もせず、自然のままの川の様子を観察できるようになっている。今は北の海に向かう体長5cm前後の鮭の稚魚が見られるが、秋になると遡上するサケの群れを間近に観察でき子供たちに喜ばれている...。なるほど“千歳川がまるごと水族館”なんだあ...。
(サンゴ礁に生息する“ハナミノカサゴ”)
さすがに水族館...、サケや淡水魚だけでなく、サンショウウオやカエルなどを展示する両生類コースや色鮮やかな熱帯魚や珊瑚なども展示されており、特に色とりどりの熱帯魚の動きには見入ってしまう...。
“サケのふるさと館”で最も楽しめるのは秋、遡上するサケをインディアン水車で捕獲するシーンや水中観察窓で真っ赤に色づいたベニザケや、雄々しく婚姻型に変形したカラフトマスを見ることができるという、そんな話を聞くとまた見学したくなるんだよね...。
駆け足でと入ったつもりが時計を見ると1時間以上の滞在、学芸員の菊地さんの楽しい話に聞き惚れてしまったようだ。感謝です...。
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千歳川に遡上するサケを捕獲するインディアン水車の話は聞くが、水族館があることまでは知らなかった。道の駅「サーモンパーク千歳」に到着し、入口で「どの程度の時間がかかります。」と聞くと「ゆっくり歩いて4、50分ほどでしょうか。入場料はJAFの会員であれば割引になりますが...。」と親切に教えてもらい2割引、何か得した気分で入場...。
それほど大きな建物でないが、館内にはなんと高さ5m、幅12m、総水量266tという「巨大水槽」があり、イトウ、ニジマス、シロチョウザメなどが泳ぎ回り、圧倒される...。淡水では日本最大級の水槽とのことで、見学者がいるとその大きさがわかるんだけど...。
さらに、「サケの稚魚」が5,000匹が入っている水槽...。銀鱗を輝かせ凄まじい勢いで泳ぎ回る姿には感動すら覚える。水族館では3月から5月末まで1日2回サケ稚魚の放流体験を行っており、この水槽にいる稚魚も近いうちに放流されるそうだ...。
(タッチプール・子供たちに大人気!!)
平日のお昼に近い時間とあって見学者は見当たらず貸し切り状態...。そんな中で見回り中という学芸員の菊地さんにサケの種類や生態、千歳川に棲む魚などについて教えていただき、「建物は小さいが、展示物は地下を利用しているので以外に沢山いるんですよ。館内の水槽の他に千歳川の中の生き物が直接観察できる“水中観察窓”からはぜひのぞいていったください。」と館の案内までしてもらった...。
その“水中観察窓”...。千歳川の川底に30mほどにわたって7つの窓が設置され、当然囲いもなく、給餌もせず、自然のままの川の様子を観察できるようになっている。今は北の海に向かう体長5cm前後の鮭の稚魚が見られるが、秋になると遡上するサケの群れを間近に観察でき子供たちに喜ばれている...。なるほど“千歳川がまるごと水族館”なんだあ...。
(サンゴ礁に生息する“ハナミノカサゴ”)
さすがに水族館...、サケや淡水魚だけでなく、サンショウウオやカエルなどを展示する両生類コースや色鮮やかな熱帯魚や珊瑚なども展示されており、特に色とりどりの熱帯魚の動きには見入ってしまう...。
“サケのふるさと館”で最も楽しめるのは秋、遡上するサケをインディアン水車で捕獲するシーンや水中観察窓で真っ赤に色づいたベニザケや、雄々しく婚姻型に変形したカラフトマスを見ることができるという、そんな話を聞くとまた見学したくなるんだよね...。
駆け足でと入ったつもりが時計を見ると1時間以上の滞在、学芸員の菊地さんの楽しい話に聞き惚れてしまったようだ。感謝です...。
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