JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

夏の夜、幻想的に...、函館野外劇

2010-07-16 22:41:39 | 五稜郭公園
 函館の夏の風物詩「市民創作・函館野外劇」...。国の特別史跡・五稜郭跡を舞台に出演者も裏方もすべてボランティア、期間中1万人の函館市民によって綴られる函館の歴史物語、第23回公演「星の城、明日に輝け」が開催されている。今年も早めにと今夜楽しんできた...。いくつかの場面を見てみると(解説の一部を野外劇のパンフレットから抜粋)....。

 
 壮大な楽曲、華麗な照明、迫力の音響とともに、コロポックルのナレーションにあわせ臨場感溢れる函館の歴史絵巻が次々と描かれていく...。コロポックルたちの「星のまちHakodate」の大合唱でドラマが始まる。舞台を照らすレザー光線の怪しい動きは幻想的な光景を醸し出す...。

     

 先住民族アイヌの住むウスケシと呼ばれた土地で、アイヌと和人が交差したときに戦いが起こり、その悲劇は蝦夷地のキリシタンまでもおよび106人もの信者が処刑された。キリシタンを処刑するシーンで十字架が悲しみの色に染まる....。和人の襲撃では舞台を馬が走り回るシーンも...。

 
 黒船でアメリカからやって来た「ペリー」...、次々と海の向こうの文化を取り入れていった箱館の人たち...。イギリス、ロシア、フランス、中国、ドイツなど世界各国から箱館を目指して人と物が集まり一躍国際都市と生まれ変わり、箱館の街は異国の人々で溢れる...。各国との交流を大人数のフラッグダンスで演出。スケールの大きさ、華やかさと一糸乱れぬ踊りは観客を魅了する....。

                              
箱館を守るべく中心地にペリーの通訳を勤めた「武田斐三郎」は、7年の月日をかけ、西洋式築城五稜郭を建設。しかし、この五稜郭を有名にしたのは後の箱館戦争....。

 
 新時代への荒っぽい歩みが始まる。五稜郭を舞台に起きた箱館戦争。榎本武揚率いる旧幕府軍は、ここを拠点に新政府軍と戦う。新撰組土方歳三もこれに参戦し、大きな戦果をあげるが、新政府の弾に倒れた...。活動弁士語る戦いの経過と結末...、クライマックスの殺陣は迫力があり、役者の息遣いが客席にも伝わってくる....。
                                                            
 フィナーレは出演スタッフ全員が舞台に揃い「星のまちHakodate」の大合唱。観客席もペンライトをかざし、舞台と観客席が一つになって感動を分かち合うとともに、この大合唱は、函館がいつまでも光り輝いてほしいと願いを込めて唄われている......。

 この「函館野外劇」は、五稜郭という素晴らしいロケーションを生かし、函館のユニークで豊富な歴史的事実を野外劇としては、との函館在住のフランス人フィリップ・グロード神父の提唱から始まり、今は国内最大級の野外劇、しかもすべてがボランティアで運営されている。これを誇りに、地域おこしのためにもいつまでも引き継がれてほしい...

 帰りに係の方に「今日の入場者は何人ですか?」と訪ねると、「600人弱だと思います。少し足りないんですよね。」と話してくれた。「今夜は遅くなって雨」の天気予報で傘を持参しての見学だったが、確かに屋外で公演なので天気次第ということがある。以前、団体のツアー客誘致の話をしたことがあるが、雨で中止のリスクもあってエージェントも二の足を踏むようだ。そうなるとやっぱり函館市民が足を運び盛り上げることなんだよね...。来年も必ず見にこよっと...。
 ちなみに今年の開催は8月7日までの毎週金、土曜日と7月25日の日曜日...。

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松前公園の紫陽花、咲き始め...

2010-07-15 21:57:49 | 松前町・福島町
 所用で早朝から車を松前町へ走らせた...。昨日の天気予報では余り芳しくない予報だったが、青空も覘くドライブ日和でなによりだ...。ラジオの番組でも気象予報士のお姉さんが「梅雨前線が予想より南に下がってしまい、雨の予報が外れてしまいました。ごめんなさい...。ただ週末からは間違いなく雨になります。」だって...。

 所用を終えて「公園の紫陽花は?」と役場の方に訪ねると、「今年は少し遅れているようだけど咲き始めているんでない...。」とのこと。ちよっと心許ない答えだったが、どっちみち公園に寄るんだから聞かなければいいものを...。

                        
 松前公園には約2,000株の紫陽花が植えられており、毎年この時期青や紫の花が公園を埋め尽くし、8月上旬には「あじさい祭り」が開催され公園に作られるビアガーデンでビールを飲みながら松前神楽を堪能出来るそうだ。その紫陽花、役場の方のいうとおり咲き始めで所々に鮮やかな色の花を付けているものの、公園を埋め尽くすとまでは行かない...。やっぱり「あじさい祭り」の頃が見ごろかな...。

 
 紫陽花の花を探していると、お城の下の壕にスイレンの花が...、壕の水面にお城が映り込み風情を感じてついシャッターを押した...。

                                   
 紫陽花の花を眺めながら公園内を車で走り回り、着いたところが「松前公園展望台」...。桜の頃はサクラの花を雲海の如くに見渡す絶景のポイントだが、津軽海峡を挟み竜飛岬から下北半島も眺望できる。天気が良ければ「岩木山」も見ることが出来るそうだが「岩木山」が見えると天気が崩れるとの言い伝えもあって...。幸?今日は見ることが出来なかった...。
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オープン間近、箱館奉行所...

2010-07-13 22:33:01 | 五稜郭公園
 今日13日、函館は「お盆」...、午後墓参りをしてきたが車の渋滞もなく意外にすんなりと墓園に行くことがで来た。函館の近郊はどこも8月なのに、なぜ函館だけ7月の「新盆」なんだろう...。以前にこんなことを聞かされた「8月は函館一の祭、函館八幡宮の例祭日とかち合うので、各寺院で相談し新暦の7月13日にお墓参りとするよう各壇家に通達をだした。」のが始まりだったとか...。

                                 
 墓参りの後、五稜郭公園へウォーキング...。先日の横津岳登山では日頃の運動不足の祟りで少しへばったこともあり、気を引き締め早足でと心がけるも、目があちこちへ向いてしまい、いつの間にかゆったりとして散歩になってしまう。その横津連峰の上には夏の雲が...。

 
 7月29日オープンの「箱館奉行所」...、工事現場を囲ってた塀も取り払われ慌ただしく建物前の舗装工事が行われている。イメージは「奉行所に入るときは玉砂利の上を歩き入口へ...」と思っていたが、残念ながらアスファルトのようだ...。工事関係者の方は「建物工事は終わって、展示物など備品が運ばれている。建物は立派だが、畳や障子などの管理も大変だろうなあ...。」と心配している。
                                
 公園の裏門付近は、いつの間にか壕の中を水草が埋め尽くしている。そんなこともあってか先端に水草を切る刃をつけた作業船が壕の中を走り回っている。カルガモの親子にとってはカラスなどに襲われた時隠れるには良いのだろうが、ボート遊びには邪魔者だもんな...。

 ところで、ワールドカップ南アフリカ大会は欧州対決を制したスペインの初優勝で幕を閉じた。今回は深夜を含めて結構中継で観戦した。それほど興味があったわけでもなかったが、瞬時に攻守が変わるスリルに魅せられたし、やはり“岡田ジャパン”の活躍がそうさせたのかも知れない。サッカーファンにもなってしまいそう...。

 そのワールドカップで意外な人気を呼んだのがドイツ戦7試合と決勝戦の8試合の勝利チームを予想したタコの「パウル」君...。今日もテレビのワイドショウに取り上げられていたが、偶然とより思えないがそれにしても8戦8勝は大したものだ。タコの寿命は3年ほどで、「パウル」君は2歳半と高齢...、世界各地からのオファーで引っ張りだこのようだが、ノンビリさせてあげればいいのに...。
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晴れ間を縫って“横津岳”へ...

2010-07-11 20:37:44 | 山登り
 「横津岳でワタスゲの花が咲いてるよ...」と友人に教えられたが、所用があったり天気が優れなかったりで、なかなかチャンスを掴めずにいたが「日曜日はお出掛け日和...、ただし午後からは雲が多くなる...」の天気予報を聞いて、「それじゃ、朝早く行くよりないね...。」と少し早めに車を走らせる。

  
 ところが出掛けるときは青空も覗いていたが、登山口の駐車場に着くと山頂は雲の中...、ただ霧特有のジメジメした感じもなく雨の心配はなさそうだが、一応万一に備えて雨具をリュックに入れていざ出発...。舗装された登山道をいつものペースでゆっくり上るのだが、歳のせいだろうか今回はきつい...。そんな時にウグイスを初めてとする小鳥たちの大合唱“ガンバレ!!...、ガンバレ!!...、”に励まされる...。

                                 
 ワタスゲの花は横津岳から烏帽子岳へ行く途中の登山道脇の湿原にあると聞いてきた。今回烏帽子岳へ向かう登山道へは初めてで湿原の場所はわからずに歩いたのだが、舗装された横津岳の登山道と違ってササヤブに覆われ歩きにくい。程なく、白いガスの中に立ち入り禁止のロープに囲まれた湿原が...。しかし、1週間ほど遅かったようだ...、ワタスゲはほぼ終わってあとにエゾカンゾウとアヤメが咲いている...。

 
 ガッカリして湿原を眺めていると小鳥が笹の上で囀り、写真を撮ろうと近づくと少し移動してまた笹の上に止まり囀る。「こっちへおいで...。」と呼ばれているような気になって何度か追いかけどうにかカメラに収めた。鳥の名は“?”...。
 
                                  
 山頂近くの横津神社脇にある「雲井沼」へ戻る...、雲井の沼へ入る道は笹で覆われて大変だったが、今回は笹が奇麗に刈り取られている。先客の大学生2人も沼に咲くスイレンをファインダーで覗き込んでおり、隣で負けじとシャッターを押した...。いつもこの沼のスイレンは野生なんだろうかと不思議に思って眺めている。しかも、秋遅くまで咲き続けているんだよね...。

 その後山頂で遅い朝食...、眼下の駒ヶ岳や内浦湾を挟んでの羊蹄山を眺めながら持参のおにぎりを食べ、コーヒーを啜る...、こんなイメージを描いて登ったのだが、残念ながらすべてが雲の中、期待のパノラマは秋まで待つよりない...。                                     
 久し振りの「横津岳」登山...、白いガスに悩まされたが風もなく騒々しいほどの小鳥たちの囀りを聞きながら歩くことが出来た。惜しむらくは花の季節にはちょっと遅かったことが悔やまれる...、来年は少し早めに...。

 
 ところで、帰りは桔梗町の高台にあるジャガイモ畑を覗いてきた...。ジャガイモの花も終わったかな?と心配しながら車を走らせたが、既に花が散ったところがあるものの、広い高台の中に函館山をバックに満開の花が咲き誇り、濃い緑色の葉と薄紫色の花の彩りは最高...。ジャガイモの収穫は早いところでは8月上旬には始まるそうだ...。

                               
 隣のカボチャ畑も黄色の筒のような花が咲いている。しかし、よく見ると手まりほどの大きさのカボチャの実を付けている...、これもそろそろ収穫?...。気が付けばこの高台でも間もなく収穫の季節到来なのかも...。
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米掃海艦「ガーディアン」、函館港へ入港...

2010-07-09 22:13:55 | 函館港
 昨日(8日)米国海軍第7艦隊の掃海艦「ガーディアン」(1312トン)が函館港に入港した。函館港への寄港目的は友好・親善だという...。新聞等の報道によると、昨日の入港時には係留された港町ふ頭で市民団体などの入港に抗議する集会が開かれたそうだ。

      
 今日午後、市民への一般公開が行われるとあって物づきさも手伝い、港町ふ頭へ足を運んだ。好天に恵まれたこともあってか、艦船の前には大勢の市民が並び、艦に入るのに40分待ちのお知らせ看板...。待機中に、自衛隊の方から「艦内は突起物が多いので注意して...、写真撮影は米軍から許可をもらっているので自由に撮影しても構いません...。」

                             
 15人人グループで米軍の方の誘導で艦内へ...。「ガーティアン」は第7艦隊に所属し佐世保港を基地としており、海中にある機雷をソナーで探索し、潜水艦のような機雷処分具を船上からの遠隔操作で爆破処理する機雷掃討の役割を担っている。

 「ガーティアン」は、全長68m、幅12mで乗組員は81名、船体は非磁性の必要性から木材を使用しているが、表面は耐水性向上のためFRPがコーティングされているとのこと。それにしてもこの艦船に大柄な隊員たちが80名も乗っている...、居住区は?狭くないのかなあ...。

 

                               
 当然武器もある...、12.7mm機関砲が2基設置され、機関砲からは1分間に200発発射できるというが、なかなか当たらないとの説明があったが?...。また、見学中上の甲板には小銃を手にした隊員が警戒に当たっていたが、「実弾が入っているの?...」と訪ねると「of course...」...。

 一般公開を基地外で行われるのは珍しいそうだ。その理由を尋ねると「安保条約改定50周年を記念して...」と話していたが、普天間問題を始め米軍基地問題でギクシャクしていることもあるのかも知れない...。

 
 港町ふ頭には、横須賀基地に所属する海上自衛隊の掃海艦3隻も係留され。その内の「はちじょう」が一般公開されている。大きさは「ガーティアン」とそれほど変わらないのだが、乗組員が60名、機関砲は1基、船体は完全木造...。

 先日の「にっぽん丸」に続いての船内見学...、それぞれ役割が違いすぎるので比較のしようはないが、結構楽しんできた...。8月には函館港で海上自衛隊の護衛艦の一般公開が予定されているようだ。これも行ってみょっと...。いずれにしてもこれらの艦船は余り活躍しないのがベターなんだろうけど...。
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客船「にっぽん丸」を見学...

2010-07-07 23:39:29 | 函館港
 函館港に今年4隻目の客船「にっぽん丸」が西ふ頭に入港...。午後1時入港予定に合わせて向かったのだが、巴大橋を走ると既に着岸している。「にっぽん丸」は日本国籍の筈なのに早く着いちゃったようだ。やっぱり早めに行かないと駄目なんだ...。

 
 客船「にっぽん丸」(21,900総㌧)は、全長167m、全幅24mで今年の春に大改修を行い船体もこれまでの白一色から紺色とのツートンカラーに変身...。今回は「初夏の利尻・函館・十勝クルーズ」で7月3日に神戸港を発ち乗客500名を乗せて7泊8日のクルージング...。

                                

   
 着岸後、岸壁で歓迎セレモニーのあと、乗客は観光バスやタクシーで夜景見学の出来る市内観光コースや観光農場でイチゴの収穫体験が楽しめるコース、朝取りイカの刺身が食べられる味覚のコースなど函館の一日を楽しんでいた...。岸壁にはイチゴやサクランボの他地元で収穫された野菜が並べられ振る舞われた...。

 乗客の皆さんが函館市内見学を楽しんでいる間、束の間のクルージングの気分を...、と船内見学が行われた。今回も抽選だったようだが、休暇を取って待機したかいがあったのか首尾良く当選...、当選した40人の皆さんと一緒ににっぽん丸の小林さんの案内で真新しくなった船内を見学させて貰った。

 

                                     
 にっぽん丸は8階建て、まずは7階までエレベーターで昇る...。この階はプールやフィットネス&ジムなど運動不足解消のためのデッキ、また、操舵室の上に位置するホライズンラウンジではレーダーを眺めながら船長の気分にもさせてくれる。



                               
 にっぽん丸には「美食のこだわり」があるそうだ。メインダイニングのほかにガラス張りの開放感のあるプレミアムダイニング、海を眺めながら新鮮な海の幸を食す寿司バー、このほかにも気分や目的などにあわせてバーやラウンジが利用できる。

  
 航海中は船内でイベントが目白押し...、イベントが多く忙しすぎるという乗客もいるそうだ。そんな方はライブラリーでゆったり過ごす方や船内メールアドレスを取得してインターネットを楽しむ方など様々...。麻雀ホールも用意されているが、なかなか4人は集まらないとのこと。
                                   
 ちょっと駆け足気味の見学だったが、「デッキの椅子に横たわり青い空と青い海を眺めながら、波のリズムに合わせてノンビリと...」、そんなクルーズ気分を味わうことが出来た。下船の際、フロントデスクの係の方に「船酔いは大丈夫?」と訪ねると、「最新鋭の横揺れ防止のスタビライザーが付いているので、国内クルーズの場合はほとんど揺れを感じない。ただ、外洋に出ると揺れることもあるが、注射の酔い止め薬もあるのでご心配なく。」だって...。

 
 ところで、にっぽん丸は午後10時、次の寄港地十勝・広尾港に向けて出港する...。「いか踊りで見送るので、船内見学者は参加して...」と声を掛けられたこともあって、再び西ふ頭へ...。船内見学者が集まったわけではないだろうが、多くの市民が見送りに集まっている。灯りに浮かび上がる「にっぽん丸」はまた別の美しさを感じる...。
                               
 さて、出港時間が近づき実行委員会の皆さんのいか踊りが始まった...。最初は乗客の皆さんも何事が始まるのという雰囲気だったが、司会者の「手拍子を...、一緒に踊りましょう...」の声掛けに船内から手拍子と掛け声が響き、上のデッキでは踊り出す乗客も現れる...。

 
 船内と岸壁が一体となって盛り上がったところで「にっぽん丸」は大きな汽笛を鳴らしながら岸壁をゆっくりと離れていく...。見送る市民は、航海の安全と楽しいクルージングを祈りながらいつまでもペンライトを振り続ける...。
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短冊に願いを込めて...

2010-07-06 21:35:28 | Weblog
                   
 午前中のドンヨリした曇り空も、午後には初夏らしい爽やかな青空に変身...。孫娘に誘われ青空を眺めながら五稜郭公園を一回り...、の筈が五稜郭タワーに入ると出てこない。

 
 なあ~るほど、五稜郭タワーのアトリウムには天井から吊り下げられた巨大な吹き流しと函館市内の幼稚園・保育園児が飾り付けた笹竹が並び会場一杯七夕ムードに包まれている。どうも孫娘はこれに見とれたらしく、突然辺りを気にすることもなく「竹にたんざく七夕まつり♪~...」と歌い出す始末...。

                             
この笹飾りは、函館市内の幼稚園、保育園の園児が短冊に願い事を書き込み笹に括り付けたもの。短冊には「やきゅうのせんしゅになれますように...」、「けいきやさんになれますように...」、「あしがはやくなりますように...」などは納得できるのだが、「おおがねもちになりたいな...」や「しょうがっこうへいったら100てんとれますように...」にはそんなことも考えてるんだあ...、と園児たちの願い事を楽しく盗み見てしまった...。

 その七夕は明日...、子供のころは七夕の夜空き缶で作ったカンテラにロウソクを灯し、一軒一軒近所の家を訪問し囃子歌を歌いながら、ロウソクを貰いその数を競ったものだが...、そんな風習も今は、お母さんが子供の手を引いてお菓子をもらいに歩くに変わっちゃった...。
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今日のランチは“冷やし中華”...

2010-07-05 22:25:56 | ランチ
 先日函館海洋気象台が纏めた6月の気象状況が新聞で報道された。それによると函館の最高気温が29.1℃で6月として過去最高を記録、何よりも25℃以上の夏日が6回を数えたという。暖かいのも良いがこうも暑さが一気に来ると身体がついて行けずに早くも夏ばて気味...。

  
 そんなことから定例の友人との「情報交換を兼ねての昼食会」は夏メニューでと宮前町にある中華料理店に案内された。以前、といってもかなり昔、ここは居酒屋で何度か通ったことのある店だったのだが、いつの間にか中華料理店に衣替え...。店内は個室風な作りで結構雰囲気も良く、昼食時間帯とはいえほぼ満室...、人気なんだあ...。

                                 
 夏メニューで“冷やし中華”と決めていったのだが、メニューを見せられて手頃な値段で中華料理の中から選べる“チョイスランチ”や満腹コースの“麺・飯チョイスランチ”など魅力的なランチメニューが並んでいる。しかし、初志貫徹7月から始めたという“冷やし中華”を注文...。
 麺の上には具の定番であるトマトやキュウリ、タマゴ、クラゲなどの他ネギが載せられ、この上からたっぷりとタレをかける...、タレとネギの相性が抜群...。今年初めての“冷やし中華”は大満足...。

 ところで、情報交換...、夏に向かって情報も途切れるかなと思いきやまだまだ溜まっている。なんでそんなに集まるのと感心しきり...、来月も楽しみにしていよっと...。
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今年もキャンプはきじひき高原...

2010-07-04 21:17:50 | アマチュア無線
 YUP恒例、JARL主催の「6m&ダウンコンテスト」への参加を兼ねてのキャンプ、今年も北斗市のきじひき高原キャンプ場で実施。天気予報では、雨マークもあって心配したが空に厚い雲も見られるものの雨の心配はなさそう....、かんかん照りより良いだろうと負け惜しみを言いながら出発...。

                   
 集合時間は、午後2時だったが差し入れを少し買い込んで現地到着は午後4時少し前。当然アンテナ設営も終わって「さて何から食べようか...。」という状況を期待していたが、何と機材担当が所用で遅れアンテナ設営は5時過ぎだという...。それじゃ無理いって調達してもらったジンギスカンで景気づけよう...、ということに...。
                                 

 
 いい加減酔っぱらったところにアンテナ到着...、10mほどのポールに144、430Mhzの3段GPと50Mhzの八木アンテナを取り付ける。アンテナの組み立ては久し振りとあって戸惑うばかりだが、移動運用で手慣れているクラブ員はさすがに手早く見る見るうちにアンテナを立ち上げる...。見た目もアマチュア無線のアンテナらしい...。
                
 アンテナが立ち上がったところで、「改めてコンテストの必勝を誓って...。」との幹事の発声でバーベキューの始まり...。今年も網の上には肉よりも魚介類や野菜類が顔を利かせている。幹事の「もう歳なんだから身体に気を配って...。」との計らいだというが、ホッケやイカ、ホタテにホッキ、野菜はピーマン、シイタケ、玉葱...、しかし、これがまた旨い。それにしてもよく食べ、よく飲むわ...。

                                              
 さて、いよいよ午後9時...、コンテストの開始。しかし、無線機のあるコテージーに入らない。「なんかコンデション悪いようだわ...、参加局が少ないんでない...。」などといいながら、いつまでもアルコールを傾けている...。さっきの必勝祈願は何処へ行ったんだろう....。

 
 キャンプ場からの夜景も素晴らしい。酔っぱらいながらも夜景が見えるか高台に足を運んだが、少しモヤって函館山は霞んでいるものの函館市内までは何とか見えている...。
                                           
 夜半、キャンプ場に霧が流れ込み風が強く吹き始め、10mのアンテナは風を切り唸りだし、前後左右に大きく揺れだした。近くに止めてある車に倒れたら大変なことに...、と1段下げるハプニングも...。しかし、夜明けと共に風も治まり、霧に包まれていたキャンプ場から大野平野が顔を出す...。山の朝は気持ちが良い...。

 ところで、コンテストは...、昨年は残念ながら北海道ブロック第2位だったので、今年はその雪辱をと意気込んだのだが、どうも交信局数は伸びなかったようだ....。結局、今年も「道内からエントリーがなければ....。」に期待だって、そんなの有りかなあ...。
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初夏の街を練り歩く「あんどん」...、八雲山車行列

2010-07-02 23:08:38 | 八雲町・長万部町
 斜里町の「しれとこ斜里ねぶた」、沼田町の「夜高あんどん祭り」とともに北海道三大あんどん祭りの一つに数えられている八雲町の「八雲山車行列」...、“三大祭りの一つ、見る価値はありそう...”と思いつつもなかなか機会を作れなかったが、やっと今夜出掛けてきた。

 
 八雲市街地の入口には、山車行列と書かれた大きな看板に出迎えられる。また、町内のあちこちには「八雲山車行列」と書かれたのぼりや小旗が飾られ、祭り気分を盛り上げている。午後7時、花火の合図と共に山車行列は出発...、その先陣を飾って民謡踊りの会の皆さんが「八雲音頭」の曲にあわせて露払い...。

                               

  
 山車行列は2日間にわたって行われるが、今日は町立図書館から八雲町役場までの約3kmを鳴り響く太鼓とお囃子を引き連れて2時間かけて29基のあんどんが練り歩く...。可愛いアニメのキャラクターから勇ましい勇者のあんどんを乗せた山車は初夏の夜を華やかに照らす...。

 

                                   

 
 山車は幼稚園や企業や会社、町おこしに若いグループなどから1,000人程度が参加しているという。あんどんも煙を吐く龍やひもを引くと顔や腕が動くものなどの仕掛けもあり楽しませてくれる...。

                                

 
 賑やかに奏でるお囃子にあわせて各山車の前では子供から大人まで趣向を凝らしたパフォーマンスを披露...。踊りは子供たちのダンスからよさこい、阿波踊り、そういえば、いか踊りもあった...。どの顔も楽しそうに笑顔が絶えない...。

 鮮やかな踊りやお囃子には見物の観客から大きな拍手を浴びている...。行列に夢中になっていたが、気が付いたときは霧雨が降っていたが、それを感じさせない熱気に包まれていた。明日はもっと盛り上がるそうだ...。

                                
 ところで、八雲町には何度も訪れているものの、車はどこに止めればいいんだろうとアマチュア無線で八雲町の無線仲間に声を掛けた。帰りのことも考えながて...、と早めに行くという条件で行列の通る近くの駐車場に誘導してもらう。また、もう一人からは食事場所のそば屋さんとお土産にと銘菓「山車行列」を紹介された。早速手にしてきたが、無線仲間の皆さんは親切で助けられることが多い...、いつまでも大切にしないと...。
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