午前中のドンヨリした曇り空も、午後には初夏らしい爽やかな青空に変身...。孫娘に誘われ青空を眺めながら五稜郭公園を一回り...、の筈が五稜郭タワーに入ると出てこない。
なあ~るほど、五稜郭タワーのアトリウムには天井から吊り下げられた巨大な吹き流しと函館市内の幼稚園・保育園児が飾り付けた笹竹が並び会場一杯七夕ムードに包まれている。どうも孫娘はこれに見とれたらしく、突然辺りを気にすることもなく「竹にたんざく七夕まつり♪~...」と歌い出す始末...。
この笹飾りは、函館市内の幼稚園、保育園の園児が短冊に願い事を書き込み笹に括り付けたもの。短冊には「やきゅうのせんしゅになれますように...」、「けいきやさんになれますように...」、「あしがはやくなりますように...」などは納得できるのだが、「おおがねもちになりたいな...」や「しょうがっこうへいったら100てんとれますように...」にはそんなことも考えてるんだあ...、と園児たちの願い事を楽しく盗み見てしまった...。
その七夕は明日...、子供のころは七夕の夜空き缶で作ったカンテラにロウソクを灯し、一軒一軒近所の家を訪問し囃子歌を歌いながら、ロウソクを貰いその数を競ったものだが...、そんな風習も今は、お母さんが子供の手を引いてお菓子をもらいに歩くに変わっちゃった...。