JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

米掃海艦「ガーディアン」、函館港へ入港...

2010-07-09 22:13:55 | 函館港
 昨日(8日)米国海軍第7艦隊の掃海艦「ガーディアン」(1312トン)が函館港に入港した。函館港への寄港目的は友好・親善だという...。新聞等の報道によると、昨日の入港時には係留された港町ふ頭で市民団体などの入港に抗議する集会が開かれたそうだ。

      
 今日午後、市民への一般公開が行われるとあって物づきさも手伝い、港町ふ頭へ足を運んだ。好天に恵まれたこともあってか、艦船の前には大勢の市民が並び、艦に入るのに40分待ちのお知らせ看板...。待機中に、自衛隊の方から「艦内は突起物が多いので注意して...、写真撮影は米軍から許可をもらっているので自由に撮影しても構いません...。」

                             
 15人人グループで米軍の方の誘導で艦内へ...。「ガーティアン」は第7艦隊に所属し佐世保港を基地としており、海中にある機雷をソナーで探索し、潜水艦のような機雷処分具を船上からの遠隔操作で爆破処理する機雷掃討の役割を担っている。

 「ガーティアン」は、全長68m、幅12mで乗組員は81名、船体は非磁性の必要性から木材を使用しているが、表面は耐水性向上のためFRPがコーティングされているとのこと。それにしてもこの艦船に大柄な隊員たちが80名も乗っている...、居住区は?狭くないのかなあ...。

 

                               
 当然武器もある...、12.7mm機関砲が2基設置され、機関砲からは1分間に200発発射できるというが、なかなか当たらないとの説明があったが?...。また、見学中上の甲板には小銃を手にした隊員が警戒に当たっていたが、「実弾が入っているの?...」と訪ねると「of course...」...。

 一般公開を基地外で行われるのは珍しいそうだ。その理由を尋ねると「安保条約改定50周年を記念して...」と話していたが、普天間問題を始め米軍基地問題でギクシャクしていることもあるのかも知れない...。

 
 港町ふ頭には、横須賀基地に所属する海上自衛隊の掃海艦3隻も係留され。その内の「はちじょう」が一般公開されている。大きさは「ガーティアン」とそれほど変わらないのだが、乗組員が60名、機関砲は1基、船体は完全木造...。

 先日の「にっぽん丸」に続いての船内見学...、それぞれ役割が違いすぎるので比較のしようはないが、結構楽しんできた...。8月には函館港で海上自衛隊の護衛艦の一般公開が予定されているようだ。これも行ってみょっと...。いずれにしてもこれらの艦船は余り活躍しないのがベターなんだろうけど...。
コメント
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