JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

晴れ間を縫って“横津岳”へ...

2010-07-11 20:37:44 | 山登り
 「横津岳でワタスゲの花が咲いてるよ...」と友人に教えられたが、所用があったり天気が優れなかったりで、なかなかチャンスを掴めずにいたが「日曜日はお出掛け日和...、ただし午後からは雲が多くなる...」の天気予報を聞いて、「それじゃ、朝早く行くよりないね...。」と少し早めに車を走らせる。

  
 ところが出掛けるときは青空も覗いていたが、登山口の駐車場に着くと山頂は雲の中...、ただ霧特有のジメジメした感じもなく雨の心配はなさそうだが、一応万一に備えて雨具をリュックに入れていざ出発...。舗装された登山道をいつものペースでゆっくり上るのだが、歳のせいだろうか今回はきつい...。そんな時にウグイスを初めてとする小鳥たちの大合唱“ガンバレ!!...、ガンバレ!!...、”に励まされる...。

                                 
 ワタスゲの花は横津岳から烏帽子岳へ行く途中の登山道脇の湿原にあると聞いてきた。今回烏帽子岳へ向かう登山道へは初めてで湿原の場所はわからずに歩いたのだが、舗装された横津岳の登山道と違ってササヤブに覆われ歩きにくい。程なく、白いガスの中に立ち入り禁止のロープに囲まれた湿原が...。しかし、1週間ほど遅かったようだ...、ワタスゲはほぼ終わってあとにエゾカンゾウとアヤメが咲いている...。

 
 ガッカリして湿原を眺めていると小鳥が笹の上で囀り、写真を撮ろうと近づくと少し移動してまた笹の上に止まり囀る。「こっちへおいで...。」と呼ばれているような気になって何度か追いかけどうにかカメラに収めた。鳥の名は“?”...。
 
                                  
 山頂近くの横津神社脇にある「雲井沼」へ戻る...、雲井の沼へ入る道は笹で覆われて大変だったが、今回は笹が奇麗に刈り取られている。先客の大学生2人も沼に咲くスイレンをファインダーで覗き込んでおり、隣で負けじとシャッターを押した...。いつもこの沼のスイレンは野生なんだろうかと不思議に思って眺めている。しかも、秋遅くまで咲き続けているんだよね...。

 その後山頂で遅い朝食...、眼下の駒ヶ岳や内浦湾を挟んでの羊蹄山を眺めながら持参のおにぎりを食べ、コーヒーを啜る...、こんなイメージを描いて登ったのだが、残念ながらすべてが雲の中、期待のパノラマは秋まで待つよりない...。                                     
 久し振りの「横津岳」登山...、白いガスに悩まされたが風もなく騒々しいほどの小鳥たちの囀りを聞きながら歩くことが出来た。惜しむらくは花の季節にはちょっと遅かったことが悔やまれる...、来年は少し早めに...。

 
 ところで、帰りは桔梗町の高台にあるジャガイモ畑を覗いてきた...。ジャガイモの花も終わったかな?と心配しながら車を走らせたが、既に花が散ったところがあるものの、広い高台の中に函館山をバックに満開の花が咲き誇り、濃い緑色の葉と薄紫色の花の彩りは最高...。ジャガイモの収穫は早いところでは8月上旬には始まるそうだ...。

                               
 隣のカボチャ畑も黄色の筒のような花が咲いている。しかし、よく見ると手まりほどの大きさのカボチャの実を付けている...、これもそろそろ収穫?...。気が付けばこの高台でも間もなく収穫の季節到来なのかも...。
コメント (2)
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