まもなく12月、いよいよ函館冬のイベント「はこだてクリスマスファンタジー」や「はこだてイルミネーション」、「五稜星の夢」が始まる...。しかし、その前に来年7月に開幕する“函館野外劇”の魅力を一足早く伝えようと「函館野外劇第30回記念告知イベント」が五稜郭タワーアトリウムで開催された...。
“函館野外劇”は来年で30回公演の節目に当たる...。当初は、国内最大級といわせた野外劇だが、残念ながら水舞台を設置し公演を続けていたが特別史跡・五稜郭跡石垣の崩落を受け、五稜郭タワーで日中のダイジェスト版としての公演、また、昨年は五稜郭公園入口前広場での公演と縮小を余儀なくされている...。
そんな経過もあり、もっと野外劇を市民の関心を高め、観光客にも函館の歴史絵巻を楽しんでもらおうと、今回初めてこの時期でのプレイベントの開催になったという...。
ステージでは、15名ほどの出演者がぺリー来航で開港した箱館の華やかさを演出するフラッグダンスや幕末のクライマックスでもある箱館戦争の殺陣シーンを迫力タップリに演ずる...。
また、街の名前は「箱館」から「函館」に変わり、幾度の大火や戦火にも立ち上がり、函館は港町として繁栄を続ける姿をよさこいソーラン踊りで表現する...。
“函館野外劇”は市民のボランティアで運営されているが、財政は厳しく、ボランティアの後継者不足さらに今回の話では出演者の確保も大変だという...。しかし、29年間続けられてきた“函館野外劇”は、函館の誇りであり、財産でもある。一人でも多くの市民みなさんの協力で、水舞台を復活させ何時までも引き継がれてほしいと願い、来年の公演の成功を祈ってきた...。
ちなみに来年の“函館野外劇”公演は、7月14日に開幕し、8月12日まで金、土曜の夜に8回公演(8月4、5日は休み)...。
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