JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

浮島公園は、春本番...

2009-04-13 22:55:55 | せたな町・今金町
 相変わらず好天が続く、しかし、この春は雨が少なく農家の方々は困っているようだ。また、街の中も埃っぽいので、たまには雨もほしい気がする。
 今日は、所用でせたな町へ車を走らせた。余裕を持って早めに出かけたのが功を奏してか、意外に車が少なく予定の時間より結構早めに到着できた。

 せたな町は薄曇りで、期待していた青空にクッキリと映える狩場山の残雪は見ることができず、次回に期待....、それまで雪が消えなければ...。


 昼休みを利用し、道南八景に選定されている「浮島公園」にミズバショウを見学に行ってきた。浮島公園は、面積3.3㎢のうぐい沼に浮かぶ浮島を中心とした公園で、この浮島が風とともに水面を漂う姿は神秘的な佇まいを見せてくれる。

          
 うぐい沼は周囲約1km余で遊歩道が設けられ、ゆっくり歩いて20分ほどで1周できる。ちょうどミズバショウが見頃を迎え、遊歩道に整備されている木道周辺の湿地帯に可憐な花を咲かせている。

          
 また、ヤチブキの名で知られているエゾノリュウキンカも咲き始めている。木道付近はまだまばらな状態だが、沼の東側の湿地帯は多数の黄色い花を咲かせ、ミズバショウと競演だ...。


 エゾノリュウキンカはキンポウゲ科に属し、湿地などに植生しする。茎が立っていて黄金色の花を付けることから「立金花」の名がついたといわれている。エゾノリュウキンカはこれから木道を覆い隠すほどに成長するそうだが、そんな姿も見てみたいもの....。

 遊歩道を歩くと、風が笹の葉を揺らす音や近くの林からは野鳥の囀りが賑やかに聞こえ、木道付近ではカエルが負けじと泣きわめく声も聞こえる。ここにいるだけで春の訪れを肌から感じさせてくれる....。
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