JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

幻想的な“日暮山からの雲海”...

2013-11-16 20:49:11 | 七飯町・大沼公園
 先日、大沼公園に雲海見学に出掛けたが、朝靄が市街地を覆う程度で残念ながら湖面を覆い隠す雲海までにはならなかった...。昨夜の天気予報では天気は「晴れ」、最低気温は1℃とのことで、今度こそと少し早起きをして車を大沼公園に走らせた...。

 
 途中、東の空が赤みを差し始めているのに峠下のトンネルを抜けると一転暗く深い霧に包まれている...。「雲海になっているはずだ!!...。」と、焦る気持ちを抑え一目散に小沼の西側に位置する日暮山(303m)の山頂に向かう。山頂に着くと、白い雲が大沼公園一帯を包み込んでいる...。

                                                                 
 朝霧は、夜中に晴れて放射冷却が起こり、その結果、大気の湿度が上昇し、飽和点を超えれば発生するそうだ。車の車外温度は1℃...、寒さが身体に染みこんでくるほどで、その影響か明るくなるに連れて雲は厚く湖の上でどんどん盛り上がるようにも見える...。
 

                               
 太陽が横津岳の上から顔を出すと、霧は湖の北側にあるゴルフ場から湖の方にゆっくりと流れでて行くのが確認できるほどで、その動きは幻想的でもあり、墨絵の筆が走っているようにも見える...。

 
 いつもだと陽が高くなるに連れて霧は薄れていくのだが、なかなか消えずに朝日を浴びて輝きを増しながら深くなるところもでてくる...。日暮山を下り、湖畔の周遊道路を霧に包まれた幻想的な光景を眺めながらゆっくりと散策を楽しむ...。

                               
 霧が消え駒ヶ岳が顔を出すと、「グウア、グウア...」と鳥の鳴き声とともに宿野辺川河口付近へ向かうと100羽を越えんとする“オオハクチョウ”の群れが旅の疲れを癒すように羽を休めている...。

 
 南の越冬地を目指しているオオハクチョウの群れが、休憩のための立ち寄ったようだ。群れの中には体が灰色に毛で覆われている幼鳥もおり、親に寄り添うようにゆっくりと泳ぎながら餌をついばんでいる...。こんな幼鳥たちも何千キロもの旅をするんだろうなあ...。
 冬の使者ともいわれる“オオハクチョウ”の飛来...。まもなく大沼公園は越冬する水鳥で賑わう季節がやってくる...。


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コメント (4)
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