“サクラの紅葉”青空に映え．．．五稜郭公園

　今朝の函館は冷え込んだ．．．。予報ではあまり芳しくないはずだった、窓を開けると一面の青空。それが地表の熱を奪う放射冷却現象とやらで、最低気温が-0.4℃とこの秋一番の冷え込みが氷点下．．．。秋を吹っ飛ばし、一気に冬が迫り来る．．．。

　
　この清々しい天気に誘われて、五稜郭公園に．．．。陽射しはあるがさすがに風が冷たく、公園を散策する市民や観光客の皆さんも首を窄めて足早に歩いている．．．。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　春、見事な花で楽しませてくれたサクラ（ソメイヨシノ）の紅葉が見ごろを迎えている。一昨日、昨日と強い風雨に打たれて散った葉が地表を覆う中、黄色やオレンジ色に染まった葉が冷たい風に揺られ、青空とコントラストを描いている．．．。

　
　土塁の上から箱館奉行所を眺めると、サクラの紅葉を従えてそびえ立つ様は頼もしくも見える．．．。

　　　　　　　　　　　　　
　その奉行所近くにあるモミジも負けじと真っ赤に紅葉、存在感を見せている．．．。ただ、明日は発達した低気圧が北海道を通過するため風雨が強まり、さらに通過したあとは12月上旬並みの寒気が入り込み函館でも雪が予想されている．．．。冬将軍は横津連峰の山陰から出番を探ろうと様子を見ているのかも知れない．．．。


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