初雪で“紅葉の五稜郭”が、一転雪景色．．．

　遂に来た．．．。予報通りに12月上旬並みの寒気が入り込み、函館市内では昨夜去年より８日早い「初雪」が観測され、気温も氷点下にはならなかったものの最低気温が0.7℃とぐっと冷え込んだ。それでも朝は一面真っ白とはならなかったが、午前10時頃から断続的に激しく雪が降り続き、夕方の函館市内はすっかり雪景色．．．。

　
　午後、五稜郭公園に足を運んだ．．．。一時、吹雪で視界が真っ白になるほどで、雪景色をバックに記念撮影をされていた観光客も、「寒いのは覚悟してきたが、雪が降るなんて．．．。」と身を縮め足早に去っていく．．．。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　この雪で紅葉されたサクラ（ソメイヨシノ）の葉の上に雪が覆い、吹雪の中とはいえその美しさに目を奪われる．．．。この雪で、落葉が一気に進みそう．．．。
　　
　箱館奉行所脇にある真っ赤に紅葉されたモミジ．．．。強い北風が運んでくる横なぐりの雪にも負けじ、ジッと耐えているようにも見えるが、赤と白の鮮やかにコントラストを見せてくれている．．．。

　　　　　　　　　　　
　「秋の紅葉に白い雪．．．。」この時期ならではの風情ある色合いに、カメラのシャッターを押す指先の冷たさも忘れるほど．．．。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　この雪の中、五稜郭公園では降雪による樹木の枝折れを防ぐ「雪つり」の作業が行われていた。脚立を使って樹木の幹に竹製の支柱を立て、枝をつり上げるように円錐状に縄を取り付ける．．．。雪つりをする樹木は20本程度で、ツツジなどの低木は広がった枝を縄で縛るとのことで、来週まで続くという．．．。

　明日の朝はさらに冷え込みが厳しくなるという．．．。まだタイヤ交換をしていないこともあって、車が使えない。この寒さは水曜日頃まで続きそうなので、暫く行動が制限されそう．．．。だから早めにやればいいのに．．．。

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