JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

東海大学海洋調査研修船“望星丸”...函館港で一般公開

2013-06-23 23:04:19 | 客船・練習船・艦船他
 航海研修の途中、函館港に寄港した東海大学海洋調査研修船「望星丸」...。函館市民に海洋への興味・関心を高めてもらうおうと寄港に合わせ一般公開が行われた。いつものように野次馬根性が疼き、停泊している西ふ頭に車が走って行く...。

 
 西ふ頭に停泊する“望星丸”...、白い船体が青空に映える。マストには万国旗やカクレクマノミやメガマウスザメなどの「変わり鯉のぼり」が泳ぎ回り見学者を迎えてくれる...。

                                  
 渡されたパンフレットによると“望星丸”は、全長87.98m、全幅12.80m、1,774総トンで、乗船定員が乗組員を含めて190名、多目的海洋調査研修船で、海洋調査・研究をはじめ、学生による実習や研修航海、学外からの委託研究、青少年のための洋上教室などの幅広い活動を展開する“インテリジェントシップ”...。
 
 今日の一般公開に合わせて、高校生を対象にした「海洋実習体験企画」として、大学の教授が「水産物の有効利用 特性を生かした製品開発」と題した講義が行われていた。

 少しの時間、高校生になりきって聴講させてもらったが、駿河湾で獲れた桜エビとナスを融合させた味噌づくり、ほとんど捨てられているサンゴイワシヤミドリフサアンコウなどの深海魚の活用など興味のある話しが続く...。

              
 甲板では、小中学生を対象とした「観測体験教室」...。海の色はどんな色?と題して、海の色を調べ、また、海の透明度調査で海中に白、赤、青の3枚の円形の板を入れて実験、函館港の透明度は3㍍...。小学生ばかりでなく、大人も納得の実験...。

                                   
 このほか、水圧でカップが小さくなるのを体験やロープ結びなど興味のある教室が次から次と行われていた...。

 
      (“望星丸”のブリッジ...)       
 今回の研修は、静岡県の清水港を出港し、約10日間ほどの航海訓練と食品科学専攻学生のための「海洋実習」の航海...。清水港出港したとき台風の影響で時化に遭い、船酔いでベットから立ち上がれずにいた学生もいて大変だったそうだが、それでも海への憧れは消えずに4年が過ぎて、来春の就職も決まったと誇らしげに話してくれた学生さんを羨ましく見えた...。

 ところで、無線室が見えなかったが?...。下船間際に気づき訪ねると、ブリッジの後ろにあるそうだが、現在は衛星携帯電話での連絡が主で、無線の使用頻度は少なくなっているようだ...。


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コメント (4)
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