函館と青森を1時間45分で結び、昨年の9月と今年の5月に相次いで就航した高速船「ナッチャンRera(レラ)」「ナッチャンWorld(ワールド)」の2隻が今日で運航を休止する。函館・青森にとって広域観光や地域の活性化に大きなインパクトを与えるものと期待していただけに残念至極....。
昨年の就航間もない9月に、JARL青森県支部大会に参加する際に仲間と利用させてもらった。真新しい船体、そして何より早い、船内見学をして戻ると間もなく青森港と快適な船旅を堪能できた。そんな思い入れもあり最終日の今日、函館山から見送りを兼ねながらカメラに収めてきた。
今でもやっぱり早かった。津軽海峡を白い航跡を残し、見えたと思ったら函館山の下を走っている。船内ではスピード感はそれほど感じなかったが、時速80kmで疾走する....。
しかし、何故就航して1年足らずで撤退なのか腑に落ちない。確かに原油高騰は想定外だったかもしれないが、利用車両や利用客は計算できただろうに....。駒ヶ岳をバックに函館港へ向かう高速船の姿も今日が最後。
ターミナルにも立ち寄った。ここには道内5カ所目の「恋人の聖地」に認定されている。「恋人の聖地」は静岡市にあるNPO法人がプロポーズに相応しい観光施設などを選定しているもので、全国に65カ所あり、このターミナルと高速船ナッチャンは函館港の眺望の他に、青函を「結ぶ」という縁起の良さが選定理由。愛を誓うに相応しい場所...、だったのに、この聖地はどうなるんだろう。
いずれにしても高速船「ナッチャン」は、明日から津軽海峡を走ることはない。しっかりと目に焼き付けてきた。さようなら....ナッチャン....
昨年の就航間もない9月に、JARL青森県支部大会に参加する際に仲間と利用させてもらった。真新しい船体、そして何より早い、船内見学をして戻ると間もなく青森港と快適な船旅を堪能できた。そんな思い入れもあり最終日の今日、函館山から見送りを兼ねながらカメラに収めてきた。
今でもやっぱり早かった。津軽海峡を白い航跡を残し、見えたと思ったら函館山の下を走っている。船内ではスピード感はそれほど感じなかったが、時速80kmで疾走する....。
しかし、何故就航して1年足らずで撤退なのか腑に落ちない。確かに原油高騰は想定外だったかもしれないが、利用車両や利用客は計算できただろうに....。駒ヶ岳をバックに函館港へ向かう高速船の姿も今日が最後。
ターミナルにも立ち寄った。ここには道内5カ所目の「恋人の聖地」に認定されている。「恋人の聖地」は静岡市にあるNPO法人がプロポーズに相応しい観光施設などを選定しているもので、全国に65カ所あり、このターミナルと高速船ナッチャンは函館港の眺望の他に、青函を「結ぶ」という縁起の良さが選定理由。愛を誓うに相応しい場所...、だったのに、この聖地はどうなるんだろう。
いずれにしても高速船「ナッチャン」は、明日から津軽海峡を走ることはない。しっかりと目に焼き付けてきた。さようなら....ナッチャン....