JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

深まる秋....横津岳

2008-10-11 20:31:09 | 山登り
 本来であれば今日は学生時代の仲間で北斗市・渡島当別の「丸山」へ秋の登山日であった。天気予報では一日中雨とのことで13日に変更したのである。ところが今朝起きて窓を開けると、なんと青空が出ているのではないか.....、天気予報はどうなってるんだよう....。


 やむなし。それじゃ13日に向けてのトレーニングを兼ね「横津岳(1167m)」におにぎり持参で登ることにした。途中、登山道入口に向かう道すがら谷の紅葉を眺め車を進めたが中腹辺りは昨日の風雨の影響か葉が落ちている。それでも、見頃を過ぎたとはいえまだまだ大丈夫.....。

   
 登山道入口には14,5人の団体さんがこれから登ると準備体操をしていた。登山といってもスポーツ、準備体操は必要なのかもしれない。その中の一人方から「山の上は風が強いようだよ。寒さ対策を忘れないように...。」とアドバイスをいただいた。そういえば、皆さん本格的な登山スタイル....。


 登山を始めて間もなくアドバイス通り風は強くなる。飛ばされないよう足腰に力を入れ前に進む、恐らく風速15~20mはありそうだ。しかし、途中で引き返すわけにも行かず頂上まで約40分、やっとの思いで到着。ここで、おにぎりを食べて、持ってきたコーヒーをすすりながら駒ヶ岳と会話を楽しむ.....、とても、そんな状況ではない。風を除けるため建物の陰に身を寄せ、やっとの思いで日差しが差し込んだ谷の紅葉を1枚写して、早々に退散.....。


 おっと!、振り向いてもう一枚....、上空が黒い雲に覆われた中から大野平野と函館山に光が差している。下界は晴れているのかもしれないなあ.....。しかし、思いも寄らない光景をファインダーから眺めることが出来た。
 登山道の入口に戻り、車の中でおにぎりを頬張りながら秋の深まりを感じ取ってきた。多分今月末頃には、ここ横津岳にも初冠雪があるだろう....、冬将軍の到来もあと僅か....。

         
 秋の深まりといえば、横津岳には「ススキ(薄)」が多い。ススキは中秋の満月(十五夜)に収穫物と一緒に供えられるが、これは収穫物を悪霊から守り、翌年の豊作を祈願する意味があるそうだ。また、昔は農家の倉庫などの屋根材としても使われていた。ススキは、秋の七草の一つ......。
 13日に向けてのトレーニングは終了。ただ、「丸山も頂上付近は結構きついよ....。」と今回もプレッシャーを掛けられている、大丈夫でしょう....。


 おまけ いま、七飯町のあちこちの畑にマリーゴールドの花が満開に咲いている。聞いてみると、この花は土の中に潜むセンチュウという虫を駆虫する目的で植えられているそうだ。ここでは黄色だが、オレンジや、クリーム色なども見ることが出来る。それにしても見事です.....。
コメント
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