JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

石碑公園「北鴎碑林」

2008-10-27 23:42:45 | 松前町・福島町
 今朝は冷え込んだ。函館で最高気温が11℃、平年並みとのことだが、これまでが暖かかったこともあって応える。それもそのはず、駒ヶ岳から初冠雪のたより、しかし、昨年よりも6日も遅いそうだ。いよいよ、冬将軍の到来かな....

 こんな日に松前町への所用が出来た。冷たそうな雨が降り続き鬱陶しさが増す....、何とか昼まで晴れてくれればと願いながら車を走らせた。


 と、いうのも最近、松前町の松前公園の中に完成した石碑公園を訪ねてみたいと思っていた。幸い、午後には風は強かったが雨は上がり傘なしでも見学できた。

               
 日本を代表する書家、金子鷗亭氏とその門下生などの書を刻んだ84基を並べた日本最大の石碑公園で、「北鷗碑林(ほくおうひりん)」と名付けられた。その銘板には“金子鷗亭先生は松前町の出身で、平成2年に文化勲章を受章されました。先生の偉大なる業績をたたえ、北海道、創玄書道会の協力により、ここに日本最大の碑林を建立します。金子歐亭先生13基、門人を含む書家71基の石碑は、多くの書道愛好家の注目を集めるとともに、貴重な書の文化の象徴となるものです。”


 観光案内所に立ち寄り、石碑の一覧がないか尋ねたが残念ながらおいていなかったが、案内所の職員の方から金子鷗亭氏の生誕100年事業として進められたもので、中国の石工さんがすべて手作りで2年の歳月を要した代物と親切に教えてくれた。

           
 残念ながら書はよく判らないが、これだけの石碑が並んでいるのを見るだけで圧倒される。書を目指す人にとっては、多分感動もの、一見の価値ありと見た。春、桜の花の下にあるこの石碑を眺めながら散策....、いいですね....。
 
コメント (2)
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