JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

JARL青森県支部大会に参加しました

2007-09-23 20:38:44 | アマチュア無線
 第35回JARL青森県支部大会への招待を受け、渡島檜山支部から役員を中心に11名、札幌からJARL全国理事JA8CDT局も同行し、総員12名で参加することとなった。当初、函館からJRを利用しての計画であったが、参加者から「9月1日に就航した高速フェリー“なっちゃんRera”に乗って...。」の案に、期間限定の海速エイト(回数券)を使えば、料金はそれほどの違いもなく、それこそ、それに乗ることにした。
 9月22日函館港フェリーターミナルから出発、NBK局がターミナルまで見送りに参上、感謝...。



 高速フェリー“なっちゃんRera”は、アルミ軽合金製で、全長112m、総トン数は1万トン。乗客は最大800人、乗用車なら350台運ぶことが出来るという世界最大級の双胴型フェリーで、オーストラリアの造船所で作られ、建造費は約90億円とのこと。

  

 この日の乗客は半分程度であったが、従来のフェリーに比べ船内の施設は豪華そのもの。フェリーの先頭からの眺めも良く、また、時速70kmの速度でも揺れはほとんど感じない。気がついたときは、青森港が目の前だった。この間1時間45分、定刻通り着岸。



 青森県支部の配慮により、前夜祭までの間「特別史跡 三内丸山遺跡」を見学させてもらった。ボランティアガイドの方が約1時間にわたって遺跡内を案内、曰く「この遺跡は、平成4年に県営の野球場を建設中に発見され、野球場の建設を断念して調査を行ったところ、日本最大級の縄文集落跡として世界的にも貴重な遺跡となった。」とのこと。

        

 平成12年に国の特別史跡に指定されたが、調査の結果、今から約5500年前の縄文時代の集落の様子や自然環境などわかってきたというが、直経1mのクリの柱を使い、高さ20mにもおよぶ櫓をどうして建てたのだろう、と悠久の時を超えて縄文人たちが伝えるロマンを感じ取ることが出来た。と、いうことで記念に1枚、パチリ。

     

 夜は、「青森県支部大会前夜祭」が、市内のホテルで開催。参加者60名、賑やかに、そして、楽しく、夜の更けるまで続く。

  

 23日の「第35回JARL青森県支部大会」会場は、青函連絡船メモリアルシップ“八甲田丸”。昭和63年の青函トンネルの開通でその役目を終え、青森港に係留されている。

  

 船内には、青函連絡船の歴史や構造を展示。操舵室や機関室、鉄道車両を積んだ車両甲板など、本物の迫力がある。煙突は展望台になって見晴らしが良く、青森市内も一望。

  

 大会は、午前10時から始まり、青森県支部長の挨拶、来賓の挨拶の後、渡島檜山支部長として「青森県支部とのさらなる交流に期待する。」とエールを送った。参加者全員での記念撮影の後、日本海に沈む夕陽を見たく、途中で退席、渡島檜山支部の皆さんと別れ深浦町に向けて、車を走らせた。
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