JA8MEMのつれづれ日誌

趣味のアマチュア無線での出会いやカメラ片手の散策の出来事を写真とともに綴るブログです。

武井の島から昇る「朝日」

2008-03-09 17:52:38 | 銭亀沢・戸井・恵山
 昨日の夕焼けの素晴らしさに魅せられて、今朝は朝焼けを見に行こうと戸井支所のある戸井・舘町付近へ向かった。3月になって日の出も午前5時台に入り、これからの早起きは大変だ。今朝の函館の日の出は5時57分、5時起床で車を走らせた。


 目的地は「武井の島」、そして、陸地の灯台と島の間から昇る朝日をカメラに収めること。「この辺りで大丈夫かな。」と、狙いを付け堤防の上に三脚を立て待機する。待つこと15分、狙い通りの場所にボールのような太陽がゆっくりと昇ってくる。「よし、よし、ゆっくりと昇るんだぞう。」といいながらシャッターを切る。しかし、この素晴らしい光景にみとれて、シャッターを切ることを忘れることもある。今朝の早起きは、三文以上の得をしたと思う.....。



       

          

             

                
 太陽が昇り始めてから島の上に行くまで、時間にして約10分ほど、この間にいろんなドラマがある。島に生息する鳥たちは、太陽が昇り出すと一斉に活動し島の上空を飛び回り、また、朝日の色は海から顔を見せるときの紫色から赤色に変わり、そして、太陽本来の黄色へと変化をしていく。この様子を見るのもまた楽しい。


 日の出から約20分、空も青空に変わり快晴の一日を迎えようとする。ただ、海岸とあって風が強く寒かった。車での外気温度は3℃だったが体感温度は間違いなくマイナスだ。しかし、その寒さも何のその、出来ればまた来てみたくなる。いや、来たくなる.....。

 ところで、「武井(たけい)の島」は戸井の武井さんが所有する島かと思っていたが、戸井在住の知人に笑われた。この島の名は、「むいのしま」と読み、「ムイ(オオバンヒザラガイ)」という貝に似ていることからつけられた名前だとのこと。また、この島に纏わるいろんな伝説があるそうで、詳しい資料を送ってもらうことにした。

 また、国道278号線から小高い丘に登ると,「武井(むい)の島」を展望できる公園があり、ここでは「武井の島」だけでなく,津軽海峡を挟んで青森県までが一望できるそうだ。「一見する価値があるよ。」と、教えてもらったので夏場にイカ釣り漁船のいさり火を見るのも良いかもしれない。楽しみに....。

コメント
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