『文明崩壊』読了

2013-09-14 11:18:23 | 本の話
やっと読了しました。

6/25に触れてからでも随分たちます。

私は本を何冊も並行して読むタイプです。
(読みかけのままになった本は数しれません)
それにしてもちょっと長かったですね。


途中でルワンダの大虐殺に関係する話が
数十頁あり、ここで難渋しました。

読み飛ばせる人も多いと思います。

ただ、映画などでイメージを持ってしまったので
それまでまったく普通に行き来していた隣人同士の
フツ族とツチ族の衝突は実に気が重いものです。

我々の街でも同じように、あれよあれよという間に
敵味方になり、普通の人が普通の人を殺す危険が。

数行読むたびに「なぜ?」という気になり
また「人間の本性に潜む残虐性」を考えさせられ
状況次第では人は変わる(戦場の行為)こと
そして、転換は恐ろしく早くやってくること
・・気が重くなるばかりです。


全体的に、重い話が多い本で、これじゃあ
日本では売れないか、という気もします。

けれども、多くの人が浮かれてばかりいて、
科学的に証明されるまではとタカをくくってて
大丈夫かどうか。

証明された時は手遅れだった、などということの
ないように、危険そうなことから手をつけねば。

日本は比較的自然環境に恵まれているので
逆に危機感が育ちづらいようです。

地球も日本列島も耐えられる一点を超えたとたん
どっと変わるハズですが。


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