去年の話

去年、といっても紅白です。

綾瀬はるかにつきる紅白でしたね。
舞台装置も進んできたのかな。

ちょと怪しい感想です。
何しろ紅白くらいしか知らないので。

女の子がいっぱい出るのは飽きました。
団塊世代も意識した出演構成だったのかな。

その中で、目を覆ったのが泉谷しげるでした。
汚物というかヘドというか。

○
私が２０代前半、８ミリで素人映画を撮りました。

テープレコーダーで音も流してね。

ところがこれが上手くシンクロしない。
映写機もテレコも安モンですから回転むらがあったり
テープが伸びたりで、何度編集し直してもズレます。

器械が無いし、無理だと分かれば、方針を変えるのが
普通ですが、粘ってみました。
根性。

で、結局、だめ。

馬鹿としか言いようがないですね。

その時、勝手に使った曲が泉谷の「春夏秋冬」

今から振り返ると、たまたま出来あがった曲で
まさに一発屋の風情です。

でも時代に合う気がしていたものです。
広い東京でたった一人・・・

もちろん実際はそんなカッコよいものじゃないけれど
多摩川の向こうに沈む夕日をひとり眺める。。。

バカですね。

○
そんな名曲を、何だ、あれ。

一発屋の哀しさか、何が良いか分からず
自分の曲だからとイジクリまわしてね。

人柄が演奏にモロ出。
ロックを気取っているのかな、
間違っていますよ。

上から目線の客イジリとか最悪です。
何を勘違いしてるんだろう。

一時はキャラが面白がられＴＶに出ていましたが
これじゃダメだよ。

何で紅白に出られたんだろう。

醜い爺にはなりたくないもんだ。