遅ればせながら拓郎とジュリ-の対談をTVで。
「田舎者」の拓郎がさんざん喋るので
「都会人」のジュリ-がいささか(引いて)いました。
広島でタイガースに衝撃をうけ、その高みを目指す
それが吉田拓郎のエネルギーになっていた。
・・どうも今でも引きずっているようですね。
○
(人としての拓郎)と作品の距離が近いと感じていました。
それまでのプロの音楽家先生たちとの違いですね。
この「人っぽさ」があのころ若者を引っ張りました。
今、振り返ればみんな「ずーっと拓郎だった」
○
この対談のために拓郎が歌ったのが『唇をかみしめて』
80年代初の歌で、拓郎は広島から離れて久しく
いくぶんかこなれない広島弁に当時の私としては
それほど乗れなかったのですが
今回、TVを聞きながら泣いた泣いた
泣けて泣けて仕方ありませんでした。
カミサンが「どうかしたん?」
普通なら例えば1番で泣けても3番くらいでは収まるもの、
それが最後まで嗚咽状態なのです。
「広島を離れる時の気分を下敷きにしとるじゃろ」
「ふーん、でアンタも何かあったわけ?」
あるわけないよね。イヤミか。
モテナイ君で嫌われ者、広島から東京にゆくホームには
弟だけが見送ってくれました。
お互い、口数もなく。
○
♪どこへ行くんネ
何かええことあったんネ
住む気になったら
手紙でも出しんさいや
分かれた瞬間から「相手」は輝きを放って飛び去ります。
きっと向こうから見てもそう。
それを十分に知っての別れの言葉です。
拓郎の場合、恋人でもいたのでしょうか。
「どうしても東京に出たいんじゃ」と。
いつかまた会うときがあっても過ぎ去ったものは
遠くに小さく光っているだけなのに。
♪仕合せになってやる
人が往くんよネ
選ぶも選ばんも風に任したんヨ
人がおるんよネ
○
上京の頃でしょうか『マークⅡ』という歌があります。
♪さよならが言えないで、いつまでも歩いたね
街あかりさえ消えて 足音がさみしいよ
・・
また逢うときは大人になっているだろ
別れたくないのに 冷たいこの世界
それから十年たって、今も遠くから聞こえてくる
♪あんたは行きんさい、遠くへ行きんさい
取り返しのつかないあちらで輝いているのです。
「田舎者」の拓郎がさんざん喋るので
「都会人」のジュリ-がいささか(引いて)いました。
広島でタイガースに衝撃をうけ、その高みを目指す
それが吉田拓郎のエネルギーになっていた。
・・どうも今でも引きずっているようですね。
○
(人としての拓郎)と作品の距離が近いと感じていました。
それまでのプロの音楽家先生たちとの違いですね。
この「人っぽさ」があのころ若者を引っ張りました。
今、振り返ればみんな「ずーっと拓郎だった」
○
この対談のために拓郎が歌ったのが『唇をかみしめて』
80年代初の歌で、拓郎は広島から離れて久しく
いくぶんかこなれない広島弁に当時の私としては
それほど乗れなかったのですが
今回、TVを聞きながら泣いた泣いた
泣けて泣けて仕方ありませんでした。
カミサンが「どうかしたん?」
普通なら例えば1番で泣けても3番くらいでは収まるもの、
それが最後まで嗚咽状態なのです。
「広島を離れる時の気分を下敷きにしとるじゃろ」
「ふーん、でアンタも何かあったわけ?」
あるわけないよね。イヤミか。
モテナイ君で嫌われ者、広島から東京にゆくホームには
弟だけが見送ってくれました。
お互い、口数もなく。
○
♪どこへ行くんネ
何かええことあったんネ
住む気になったら
手紙でも出しんさいや
分かれた瞬間から「相手」は輝きを放って飛び去ります。
きっと向こうから見てもそう。
それを十分に知っての別れの言葉です。
拓郎の場合、恋人でもいたのでしょうか。
「どうしても東京に出たいんじゃ」と。
いつかまた会うときがあっても過ぎ去ったものは
遠くに小さく光っているだけなのに。
♪仕合せになってやる
人が往くんよネ
選ぶも選ばんも風に任したんヨ
人がおるんよネ
○
上京の頃でしょうか『マークⅡ』という歌があります。
♪さよならが言えないで、いつまでも歩いたね
街あかりさえ消えて 足音がさみしいよ
・・
また逢うときは大人になっているだろ
別れたくないのに 冷たいこの世界
それから十年たって、今も遠くから聞こえてくる
♪あんたは行きんさい、遠くへ行きんさい
取り返しのつかないあちらで輝いているのです。