昨日、合格発表に関して成績で行なうか経営判断を
加味するか、葛藤があると書きました。
多くの塾で同様のことがあるのではないでしょうか。
大学は全入時代に突入、似た悩みがありそうです。
いや邪推かもしれませんけれども。
中学・高校は・・?
お叱りを受けそうなので憶測は止しましょう。
塾の話をいたしましょう。
上記の、成績と経営の葛藤があるような塾は、それが
進むと、入塾テストが形だけになります。
実質的には全入になってしまっているのに、進学塾と
しては、誰でも入れるような景気が悪い所ではないと
ポーズをとらねばならないのです。
状況により、極端に数字の悪い人だけお断りするかも
しれません。
落ちる子もいるぞ、と。
あまり数字の出ない子でもテストをして受け入れる
と、全入と見破られてしまいます。
塾の内容がよくないから、テストをするのに関わらず
全入に変わってしまった、と評判になると困ります。
生徒本人のことはそっちのけで近視眼的経営にばかり
目が行ってしまいます。
自分たちの都合ばかり、は寂しい。
持論の「教育で金儲けは良くない」はこういうことも
含んでいます。
経営者としてリッチになることを批判するだけでは
ありません。
何が何でも生き残る、というやり方もあるでしょう。
私はこのような逆風だからこそ、やせ我慢をしてでも
本当の仕事をして生き残るべきと考えます。
経営に余裕が出たら良い仕事をする塾に切り替わる?
胡散臭くありませんか。
(続きます)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます