落ちたら塾が悪い

2007-06-23 10:55:08 | 塾あれこれ
入塾テストで「下を拾う」の続きです。

嫌な言葉ですが「下を拾った後」どうするか。
規模の大きな塾は能力別クラス編成をして点数の低い
生徒に対応します。
入塾時に低い位置から一歩ずつ上っていけばいい。

どれほどの生徒がそれを可能にするか、塾によって
多少の違いはあるでしょうが、多くはないでしょう。

能力別クラス編成をする進学塾というのはおおむね
下のクラスには実質的サービス、つまり受験向けの
実践指導は弱くなります。
やむをえないところがあります。

合格者数で塾を選ぶと、下で入った生徒の場合は
塾のウリの恩恵を受ける事が少なくなります。
通塾の「流動性」が高くなってくるのです。

合格者数を誇る塾は「出来る子」が行く所です。

・・なので
「通るのは生徒の力、落ちたら塾が悪い」

進学塾の多くの講師のホンネ、
「通るのは塾の力、落ちたら生徒が悪い」
は間違いです。

繰り返しますが、難関校の合格者数はほぼ決まって
いるのですから、通りそうな生徒をいかに集めるか
が肝心で、あとは鍛えればよいだけです。

下から伸びる子もいますけれども。

(時間がかかる文章でした。
 まったく途中ですが明日続けます)


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