本日は教材出版社としては定評がある
略称「教開」のセミナーがありました。
そこから話を始め、新学習指導要領による教育現場の
変更点などに触れた後、自分の考え「教えない」の
宣伝まで書くつもりでした。
記事のタイトルは『出来ない子にこそ「教えない」』
ところが本日の文でそこまで到達するか大いに疑問が
わいてしまいましたので少しおとなしく始めてみます。
○
セミナーを主催した「教開」は自主制作する教材の
提供(定評があります)だけではなく、学校や
塾などをサポートする営業活動も充実しています。
少なくとも私が知る範囲ではね。
今日も営業がらみながら充実したセミナーでしたね。
○
「教開」は教育界の現状を把握、分析し、文科省などの
方向性を予測しながら、出版社としてどのようなものを
提供できるかに細やかな神経を割いておられます。
塾などへのリサーチもよくやっておられるようです。
この会社の凄いところはそうやって分析し、出版内容の
意思決定をなしたことを実際の出版物(問題集など)に
的確かつ具体的に反映させていることです。
問題集の頁から会社の意思が伝わってきますね。
○
なんだか随分誉めあげていますが、塾の関係者ならば
お分かり頂けると思います。オオゲサではないと。
私がここで誉めたからといって営業マンが饅頭でも
持ってくることはありません。
下ごころなし、の感想・意見なのです。
◎
セミナーの内容に触れなければいけません。
すぐそこまで迫ってきた、文科省の新学習指導要領
による中学の勉強の見取り図がどうなるか。
マスメディアも多々報道し、さまざまな塾も
「来年から大変ですから塾へ」と宣伝しています。
それはその通りでありまして
学力向上を意とする改革が大変に大幅なのです。
主要5教科の授業時間が増えます。
学ぶ内容も増えましたし、新しい要求もされます。
(自分の言葉で説明する力を強く求められるのです)
毎日の授業時間も増えます。
大変です。
学力の格差が大きくなることは容易に予測できます。
いみじくもセミナーで言われた「各人の自助努力」
これが求められているということです。
自由度は増しますが現実は厳しくなりますよね。
出来る子はどんどんとやっていってください、
頑張らない子は知りませんよ。
(ここまで言うとお叱りを受けますけれども、本音)
大変に格差が広がるでしょう。
◎
実はセミナーでは触れられませんでしたが、この問題は
今に始まったことではなく、皆が平等に勉強するのがよいか
自由度を増して欧米型の、出来る子に焦点を当てるか、は
私が知る限りでも数十年の課題だったのです。
経済効率の関係も出てきます。
日本でも財界が教育費負担を削るために平等な教育を
止めよと旗を振っていました。
ここまで経済の先行きが不透明になると、自助努力頼みに
なるのでしょう。
勉強の量が増え、内容は難しくなり、発展的学習を
突き進んでもよいということで
教科書が分厚くなりました。
教員の負担が大変になることで、結果として
自助努力の差が大きくなりそうな気がします。
塾には営業上の追い風かなあ。
○
ごく一部を除いて能動的になる生徒は少ないと
思うのですがいかがでしょう?
ツメコミ教育で受け身の人間が増える?
学校の先生の力量が問われますね。
頑張って頂きたいですけれども。
成績が上の子もうまく伸びればよいですが・・・
成績が下の子はさらに厳しく勉強に追い立てられると
思います。
やれ補習、塾通い・・・
よほど気をつけないと現在の問題が解決するどころか
もっと大きくなる恐れがあります。
○
成績が上の子も下の子も、自ら学ぶという姿勢を作るには
「教えない」が有効だと考えます。
万能とまでは申しませんが。
特に成績が出ていない子、これに「教えない」では
パラドクスめきますが、手とり足とり教えてやって
出来ないのですから、「教えない」を上手くあてはめられれば
自らの足で歩き始めてくれるのですけれど。
(細かい話はまたいずれ。)
略称「教開」のセミナーがありました。
そこから話を始め、新学習指導要領による教育現場の
変更点などに触れた後、自分の考え「教えない」の
宣伝まで書くつもりでした。
記事のタイトルは『出来ない子にこそ「教えない」』
ところが本日の文でそこまで到達するか大いに疑問が
わいてしまいましたので少しおとなしく始めてみます。
○
セミナーを主催した「教開」は自主制作する教材の
提供(定評があります)だけではなく、学校や
塾などをサポートする営業活動も充実しています。
少なくとも私が知る範囲ではね。
今日も営業がらみながら充実したセミナーでしたね。
○
「教開」は教育界の現状を把握、分析し、文科省などの
方向性を予測しながら、出版社としてどのようなものを
提供できるかに細やかな神経を割いておられます。
塾などへのリサーチもよくやっておられるようです。
この会社の凄いところはそうやって分析し、出版内容の
意思決定をなしたことを実際の出版物(問題集など)に
的確かつ具体的に反映させていることです。
問題集の頁から会社の意思が伝わってきますね。
○
なんだか随分誉めあげていますが、塾の関係者ならば
お分かり頂けると思います。オオゲサではないと。
私がここで誉めたからといって営業マンが饅頭でも
持ってくることはありません。
下ごころなし、の感想・意見なのです。
◎
セミナーの内容に触れなければいけません。
すぐそこまで迫ってきた、文科省の新学習指導要領
による中学の勉強の見取り図がどうなるか。
マスメディアも多々報道し、さまざまな塾も
「来年から大変ですから塾へ」と宣伝しています。
それはその通りでありまして
学力向上を意とする改革が大変に大幅なのです。
主要5教科の授業時間が増えます。
学ぶ内容も増えましたし、新しい要求もされます。
(自分の言葉で説明する力を強く求められるのです)
毎日の授業時間も増えます。
大変です。
学力の格差が大きくなることは容易に予測できます。
いみじくもセミナーで言われた「各人の自助努力」
これが求められているということです。
自由度は増しますが現実は厳しくなりますよね。
出来る子はどんどんとやっていってください、
頑張らない子は知りませんよ。
(ここまで言うとお叱りを受けますけれども、本音)
大変に格差が広がるでしょう。
◎
実はセミナーでは触れられませんでしたが、この問題は
今に始まったことではなく、皆が平等に勉強するのがよいか
自由度を増して欧米型の、出来る子に焦点を当てるか、は
私が知る限りでも数十年の課題だったのです。
経済効率の関係も出てきます。
日本でも財界が教育費負担を削るために平等な教育を
止めよと旗を振っていました。
ここまで経済の先行きが不透明になると、自助努力頼みに
なるのでしょう。
勉強の量が増え、内容は難しくなり、発展的学習を
突き進んでもよいということで
教科書が分厚くなりました。
教員の負担が大変になることで、結果として
自助努力の差が大きくなりそうな気がします。
塾には営業上の追い風かなあ。
○
ごく一部を除いて能動的になる生徒は少ないと
思うのですがいかがでしょう?
ツメコミ教育で受け身の人間が増える?
学校の先生の力量が問われますね。
頑張って頂きたいですけれども。
成績が上の子もうまく伸びればよいですが・・・
成績が下の子はさらに厳しく勉強に追い立てられると
思います。
やれ補習、塾通い・・・
よほど気をつけないと現在の問題が解決するどころか
もっと大きくなる恐れがあります。
○
成績が上の子も下の子も、自ら学ぶという姿勢を作るには
「教えない」が有効だと考えます。
万能とまでは申しませんが。
特に成績が出ていない子、これに「教えない」では
パラドクスめきますが、手とり足とり教えてやって
出来ないのですから、「教えない」を上手くあてはめられれば
自らの足で歩き始めてくれるのですけれど。
(細かい話はまたいずれ。)
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