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はねとびでパイカリと言ってましたね。
パイレーツ・オブ・カリビアンは1作目しか見ていな
いのです。2作目も行くつもりだったのですが見逃し
てしまいました。
つまり現在の完結篇を見に行けない・・
1作はカミサンと行き大いに楽しみました。
50過ぎのオジサンでは周りと違和感がありますが
こちらはもう平気な年齢にさしかかったようです。
先週TVで放映されましたね。
見てしまった。
(ずいぶん前の話題でスミマセン)
視聴率も良かったそうですね。
ただね、やっぱりテレビはいけません。
何といってもカットされているシーンが多すぎます。
初めにジョニー・デップのキャプテン・スパロウが
登場し、港へ入ってくるところ。
ボロ船でどんどん沈んでいくのです。
これはバスターキートンへの大変上手いオマージュ
になっていてオジサンたちは一気に映画に引きこまれ
てしまう大変重要な場面ですが、TVではここがあり
ませんでしたね。
さもありなんとは思っていましたが大切な画面のカッ
トは映画の面白さを伝え難くなりますよね。
アクションと特撮ばかりが放映されていました。
折角大人も楽しめる映画だったのに。
○
TVはCMも入るので放映は難しいのでしょうね。
時間も短くなるしツナギも大変だし。
バスター・キートンの話など子供がいれば親として
トクトクと語る所でしょう。
子供は生半可にしか聞いていないとしても。
昔の私がそうでした。
父が語る志ん生、文楽、
子供に分かるはずもありません。
大人になり数十年もたってそれを思い出すのです。
これは誰も伝えてくれない。
好きな評論家の言葉に「映画的記憶の継承」という
ものがあります。
人間の大切なものはこうやって伝わるのですが
教育論に戻ってから続けます。
(「論」とはオオゲサですが。)