TVでパイカリ

2007-06-05 10:42:36 | 塾あれこれ

はねとびでパイカリと言ってましたね。

パイレーツ・オブ・カリビアンは1作目しか見ていな
いのです。2作目も行くつもりだったのですが見逃し
てしまいました。
つまり現在の完結篇を見に行けない・・

1作はカミサンと行き大いに楽しみました。
50過ぎのオジサンでは周りと違和感がありますが
こちらはもう平気な年齢にさしかかったようです。

先週TVで放映されましたね。
見てしまった。
(ずいぶん前の話題でスミマセン)

視聴率も良かったそうですね。

ただね、やっぱりテレビはいけません。
何といってもカットされているシーンが多すぎます。

初めにジョニー・デップのキャプテン・スパロウが
登場し、港へ入ってくるところ。
ボロ船でどんどん沈んでいくのです。

これはバスターキートンへの大変上手いオマージュ
になっていてオジサンたちは一気に映画に引きこまれ
てしまう大変重要な場面ですが、TVではここがあり
ませんでしたね。

さもありなんとは思っていましたが大切な画面のカッ
トは映画の面白さを伝え難くなりますよね。
アクションと特撮ばかりが放映されていました。
折角大人も楽しめる映画だったのに。


TVはCMも入るので放映は難しいのでしょうね。
時間も短くなるしツナギも大変だし。

バスター・キートンの話など子供がいれば親として
トクトクと語る所でしょう。
子供は生半可にしか聞いていないとしても。

昔の私がそうでした。
父が語る志ん生、文楽、
子供に分かるはずもありません。

大人になり数十年もたってそれを思い出すのです。
これは誰も伝えてくれない。

好きな評論家の言葉に「映画的記憶の継承」という
ものがあります。

人間の大切なものはこうやって伝わるのですが
教育論に戻ってから続けます。
(「論」とはオオゲサですが。)


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