金でケジメとは何と美しい国だろう

2007-06-28 08:53:15 | 塾あれこれ
新聞の投書みたいなタイトルですね。

腹立ち収まりきらずというところです。
直接の被害の有無ではありません。
どんな仕事をする国になったのか、その情けなさと
政治家の厚顔への憤懣です。

多分、金でモノゴトを解決する姿勢が身についている
ので「けじめとして返納」などという発想がおかしい
とは思わないのでしょう。

また、百歩譲って当人にとっては大変大事なものを
思いきって差し出す、というのであれば、ことの重大
さを自覚している金額ではありませんよね。

ついこの間まで法律に基づいていれば構わないとして
なんとか還元水を擁護していた人達が、今度は何の
法的根拠もなく社会保険庁の関係者に「俺を見習って
金くらい出したらどうだ」と言っています。

これも矛盾した話です。
法律を守っていればよかったのではないですか?

(そのくせ法律で返納できない部分は除くですって)

ずるいとも言えます。
難しいかもしれない他人にふってそちらへ責任論を
ふりむけ、自分は免罪を得ようというみたいです。

国民も若い世代を中心にぼーっとしている人が多い
ようです。
「自分には関係ない。」
高齢者も案外多く「もう貰っているから」

自分の利害だけで済ませるな!と思います。
こんな人たちは後の世代のために世界を少しでも
良くしておこう、などとは思わないのでしょう。

教育に携わる人間ですらそうですから情けない。

自分の損得は棚上げにして世の中を考えるべき時
もあることを知らない、金の亡者ですな。

お金は大事ですよ。
私も欲しい。
でもね、プライオリティーをどうするかです。

国の機密を守れない防衛省。
社会の信頼を壊す社会保険庁。
食の安全などどうでもよい農水省。道。
国民の健康を損なってばかりの厚労省。
国より個人の外務省。

民間では
報道を放棄したマスメディア。
肉を誤魔化す、肉屋。
介護を儲けとしか考えない企業
製薬会社も、建築士も・・・

わが業界でも
NOVAとか、アンビシャスとか。

どうやって子供たちに現代日本を教えれば良い
のでしょうか。

ケジメで月謝を一部返納しましょうか?


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