親の教えは(やせ我慢)だった

2011-06-20 10:25:33 | 塾あれこれ
「会社の金で飲むな」・・父の言葉です。

母は「金の貸し借りは人間関係を壊す」
  「貸すのなら返却は期待しないこと」

特に「会社の金で飲むな」は(やせ我慢)ですね。
営業先とでも「自腹で飲め」と。

私は多くの方と付き合うような営業ではなかったので
比較的自腹でいけましたが、ハデな営業ではムリです。

でも、あいつはいつも焼き鳥屋に誘う、と思われたかな。

ただ、会社の金でないということはどことなく伝わるようで
こちらへの信頼が篤くなったような気がします。


営業部長が何人かの部下を飲みにつれていった時
「井上君」と私に財布を渡します。

支払って領収書を貰いかけたら叱られてしまいました。
「こういう時は領収で飲むもんじゃない」
部長の自腹でした。

当たり前なのですが、そうじゃない人もいましたねえ。


母は「会社の女の子に嫌われたらいけんよ」
特に電話交換の方たちには愛想良くしておきなさい
と言われました。

昔は会社への電話は直通ではなく代表番号でした。
そうして電話受付の方が担当へ電話をつなぐのです。

その際のちょっとした感じ=これは社内で嫌われてるぞ
などが相手に伝わるというのです。
確かに電話で様々なことが伝わりますね。

どんな姿勢で話をしてるか、とか、電話を取る前に
どんな話をしていたかとか。
電話口で頭を下げている人を馬鹿にはできません。
相手に伝わりますからね。

私は電話交換のお姉さま方にはゴマをすりました。
菓子の美味しい処を探して土産にしたりね。(頻繁に)

社の受付、これは美人だから、まあ皆ゴマをする。

それから和文タイプ=契約書作りのとき無理をいうので
普段から愛想よく・・・

テレックスとか総務の備品窓口とか
色々な人にゴマをすりました。

やはり電話が一番でしたね。
年齢的にわりと先輩なので可愛がってくれたのかな?

多分、どこにも受けはそんなに悪くはなかったと思います。

でも、思い返すとお食事とかデートしたとかは一切なくて
やはり本当は受けが悪かったか?


先日とある営業マンが社を辞めたと聞きました。
なんとなく「やはりね」

当たってるかどうかは確信ないけれど、そんな予感がして
いました。
浮いてる感じがしていたのです。
その社には珍しく社内連絡も上手くいっていないようでしたね。

電話だけでも結構伝わるものです。


写真は家のサボテン。
花が咲きました。(写真は相変わらず下手です)


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