やっぱりね

2011-06-21 21:31:05 | 塾あれこれ
日テレ『NNNドキュメント'11』やDAYS JAPAN最新号で
福島原発やその周辺に起きたこと、そして問題点が
報道されています。

特にDAYS7月号は必読です。


原発はずっと報道され続けおり、毎日ひどい気分になるので
シンドイのではありますが、現実に被害に遭われている方を
思うとそんなことは言えません。

長い長い道のりがこれから待っていることでもありますしね。
一人一人が考えねばなりません。
たとえ出来ることは小さくとも。


きちんと考えるためには様々な方向からの情報や考え方を
知る必要があります。
一方的なことだけでは誤る恐れがありますね。

従って原発反対派でない人も今回のDAYSはぜひ読んで
欲しいと思います。

正しくないことが書いてあるかもしれません。
誇張されているかどうか私には証拠立てることもできません。

ただ、私なりに「やはりね、そうなんだろうね」と
思える記事内容ばかりなのです。

で、私としてはかなり信じるに足ると思っています。
もちろん私自身に偏りがあるでしょうから、違う意見や
見方もあろうかと思います。

しかし、原発報道に関して腰砕けであった民放ですら
この程度までは批判しはじめた『NNNドキュメント』を
見ても、DAYSを裏付けているように思えます。

政府・官僚・学者・東電・財界・などの(醜い塊)は
反省すべきことが多い!

せめてアメリカなみにならないか、心からそう思います。
日ごろ、米国の悪口ばかり言っているので悔しいけれど。
(アメリカだって問題は多いけれど、日本はひどすぎる)


DAYSを読んで思うのは、こういう「国家に直結する」
問題が地域に降りてきた時、なぜ分裂・争いが大きくなる
のだろうか、ということです。
重大問題だからですが、それだけではないと思えます。

我々は自分の目先だけしか考えないのではないか。
土建業なら「自分の仕事になれば何でもよい」とか
都会人なら「原発は田舎に安全なものを」とか

神のしもべとして、とか、人間として、という視点が薄い。

同じ被災者なのに、ひどい言葉を投げかけるとは
悲しい話です。しかし大いにありうる・・・

それも、自分たちの利害が前面に出過ぎるからでしょう。
あるいは出さざるを得ないのか?


東電以下あれだけ賢い人が集まり長時間検討していたのに
見落としや想定の甘さがあったとは一体どういうこと?
嘘つけ。

想定外と言っておけば逃げられる、という厚顔。
(とあるベクトル)が働いていたと思うのが普通でしょう。

結局「人」に帰するのです。

どんなに立派な完璧なものを作っても、人が手を抜けば、
抜くように仕向けられれば、崩れてしまいます。

利害を共有する者ばかりでダンゴになっていると危険です。

今回は日本がそういう社会から抜け出すチャンスとも
言えるのですが、人間ってなかなか変われないからねえ。

もちろん(変わりうるから人間)なのですが。


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