鳥は賢い

2011-06-19 10:59:20 | 塾あれこれ
枇杷があちこちのお庭になっています。

散歩コースの途中の家にも庭に小さな枇杷が実を
つけています。

家は最近売りに出されたらしい。(新聞のチラシ)
人は住んでおられないようです。

すぐ近くの堤防がカラスたちのお気に入り食卓ですが
最近は枇杷の種や皮が散らかっています。
多くはあの家から持ってきたみたい。

片方の足でしっかりとワシ掴みにして実をつつきます。
一本足ですがバランスも崩さず上手に食べます。

空き家の庭だってすぐ見抜くのですねえ。


独身時代は五月ケ丘という団地の母んチに長く住んで
おりました。
ここは山の中腹にある団地で自然が近いのです。
庭へ鳥もよく遊びに来ました。

ところがバード・ワッチングをすべく窓辺へ行くと
ぱっと逃げられます。
部屋の中で身動きをするだけでも逃げるのです。

それどころか頭も動かさず、慎重に視線だけを送っても
たいがい見破られてしまいました。

部屋の中にいる人間の目玉の動きが見えるのだから
なかなかスルドイものです。

もっとも動物には視線に対する敏感なセンサーがあるような
気はします。
人間も「なんだか見られてる」とかありますよね。 


鵜は嫌われ者らしい。
確かにカラスのほうがまだ愛嬌があります。
きつい目でジロリと睨まれると「迫力」ですね。

八幡川にも潜って魚を獲る鵜の姿が見られます。

するりと水に潜る姿は自由でなかなかよろしいもので
両足をそろえてシンクロのように消えてゆきます。

飛び立つときは体が大きいせいか高度が上がりません。

低い角度のまま水面近くを一生懸命飛んでいくのですが
エサをたくさん飲みこんで体が重い所為もあるのかなあ。

八幡川の沖合数キロに津久根島という小さな無人島があり
近年は鵜が住みついて環境を荒していると聞きます。

この島よりずいぶん東寄りに似の島があります。
距離は津久根島までの倍近くありそう。

先日、とある鵜が低く低く飛びながら津久根島ではなく
南東方向にどんどんと飛んでゆきます。
途中で見えなくなりましたが、似の島の鵜かな?

広島には近くに川が沢山あるのにわざわざ八幡川まで
出張してくるようです。
鳥もタイヘン。

島から遠望し「あの川が良さそうだ」なんて考えてる
のかなあ。
私の一日の移動距離を彼らが知ると何て言うでしょう?


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