先生、ケータイ追放ですか?

2008-12-22 14:43:21 | 塾あれこれ
広島では有名な塾の長の「ブログ」を読みました。
ケータイ追放運動だそうです。
センセイ、そのブログに異論あり、です。


私は自分では携帯電話を持ちません。
常々、疑問ばかりを感じていますから。

ただ利点も多いのだろうと思います。
短期間で世界中にこれだけ広まったのですから。

マスメディアなどで、学校に携帯電話を持ち込ませな
いという運動がおき、圧倒的な賛同を得ているという
報道がされています。

私個人は、どうなんだろう?と思います。
有用であれば使いこなすことを考えるべきでしょう。
禁止、といっても実効性に疑問がありますしね。

さてクダンのブログですが
既によく知られている話が並んでいるだけなのです。
だったら書くな、とまでは申しませんがもっと書くべ
き事がありそうに思います。

学校に持ち込むことの是非と子供が携帯を持つことの
是非が区別されていない文章なのです。

偉い先生だから区別くらいはお分かりなんでしょう。
従って皆が知っているところは書かないで必要な所を
述べるべきですね、ブログといものはそういうもの。

学校でタイヘン迷惑しているから持込禁止という文脈
ならば塾ではどうなのか。
ご自分の塾や業界の話が一言も出てきません。

(塾で困った状態ならばそこは早晩潰れるでしょう)

ちなみに私の経験では塾に持ってきて困ることは
全くありません。
たまに、きり忘れでコールが鳴りますけれども。

学校で困っているというのは、携帯自体の問題より、
学習状況の反映なのです。


携帯電話自体の問題もあると思います。
よくメイルに追われてしまうと言われますよね。
それ以外にもイジメとか悪いアクセスとかいろいろと
問題は多いでしょう。

けれど携帯所持と学習に集中できないということの
因果関係はまだ証明されていないはずです。

学習時間が短いこととの相関についての報告があり
ますけれども鶏と卵。
こうなっていますというだけの話です。

きちんと論点などを整理しなければならないでしょう。


さて、
極端な学力低下で困っている塾があるのか?
それはケータイが悪いのか?
優秀な進学塾の生徒は携帯を持っていないのか?
大手塾は教育界のために状況を開示すべきでしょう。

私立の学校もね。

私は公立の学校中心の問題ではないかと
あらぬ疑いをもっているのですけれども。