筆力のなさを痛感していますが、私にとっては
スッキリ纏めることの難しい話です。
「原則・体罰禁止」
これでも誤解を招きそうです。
本当に必要なときに手が出るのはやむをえません。
ただ、こちらの全存在をかけた事でなければなりませ
ん。
また、潔く責任をとるべきことです。
といっても本当の責任がとれるか、責任を取りようの
ないことだってある、ということを肝に銘じておかね
ばなりません。
なぜ禁止としておかねばならないか。
構わないとすると安易になるからです。
理由なく手を出す人はいないでしょうが、本当に手を
出す必要があったか、怪しいことが多いのでは?
以前、自分の体験を少し書きましたが、周囲が体罰を
していると、後から来た人間は選択の余地がない
ように思ってしまうのです。
殴る先生かどうかで、生徒は言うことを聞く聞かない
を左右するのだと思いこんでしまいます。
そうすると自分も権力と腕力に頼り、教師としての成
長が遅れてしまいます。
話は横道に反れますが、先生の順位付けも良くない
ことです。
順位が低いと見られると、いうことを聞かない生徒が
出てくるのです。
肩書きなども不要ですね。
◎
人間同士としての距離感を小さくすることが体罰に
頼らないですむ方法です。
ただし、友達関係にまで近くしてしまうと、教える
ときに強制力を発揮しづらくなります。
いつも強制してばかり、という意味ではありません。
必要な時に権威を発揮できなければならないのです。
それではどうやって距離を縮めるか。
(いつもここで止まっていますねえ。
人間として信頼されること、が重要ですが
またまた、話は・・つづく)