私の母方の曾祖母は瀬戸内の小さな島に住んでいた女
性にしては活動的であちこち旅行もしていたとか。
(少しだけ記憶に残っているひーばーちゃん)
古い話ですが私は学生のとき米軍統治下の沖縄に
卒論の調査?旅行に出かけたことがあります。
竹富島で話を聞いた老婦人はあの小さな島から一歩
も外へ出たことがないとおっしゃっていました。
まだそんなことがあったのですね。
(竹富は周囲4km位の小さな島です)
学生の頃はウチナーグチや八重山の言葉も聞き取りはある程度できました。
○
こんな話を老母としていたら、かの曾祖母は太宰府に
行ったけれど自分は行ったことがないというのです。
そこで小旅行となりました。
実は私も九州国立博物館の特別展を見たかったのでね。
一番見たいものは展示の時期が限られていたので
見られませんでした。
ポスターの来迎図は見られると思うじゃないですか?
メイン展示の期間限定とは一種の誇大広告!
でも、その他はなかなか。
絵画や経、彫刻以外にも高校の教科書に出てたような
記憶がある物が並んでいました。
栄花物語 扶桑略記 往生要集 中右記 元亨釈書
母は神宮を、私は古書の観光をした気分です。
◎
母は太宰府旅行では少しクタビレタようです。
今まで親孝行をしていませんでしたが、去夏は
北海道旅行を敢行。
元気なうちに次は沖縄観光にでも行きますかね。
・・たいへんです。苦手の貯金をしなければ。
◎
写真は、於太宰府。
おさるさんが「来迎」したのか
オジサンが「来迎」したのか。
禅問答風に「その間にあり」と答えましょうか。