ほるほる

矢作川のほとりで枝下(しだれ)用水を、
徐福・百済王で中韓日の渡来人伝説を楽しむ
逵(つじ)志保のページです

祖母の新盆

2011-08-14 21:09:37 | シホのホ(雑記帳)
昨日はサトルの両親のところへ、今日は私の両親のところへ、互いの両親宅にお盆の挨拶に出かけた。そして今年はいつもの年とは違って、我が祖母の新盆だった。

この春、祖母が91歳の誕生日を迎えるちょうど半年前の日に亡くなった。他の方が亡くなったことについてはブログになんとか書けたのに、なんだか祖母のことは今日までなかなか書けなかった。いい加減に書きたくなかったというのもあるけれど、なんだかやっぱり書くのが難しかった。一緒に暮らしていたこともあったから、当然良いことばかりでなく、祖母のことで嫌だなと思うことだっていろいろあった。ほんわか優しいおばあちゃんじゃなかった。ばりばり仕事をしていた。

でも葬式のときに祖母のしていた和裁の仕事は私の数年後くらいの歳になってから始めた仕事だということを知った。ばりばりムキになってしていたのも無理は無い。

今日、祖母の仏壇に手を合わせに祖母の和裁学校の生徒さんだった80代の方がいらした。挨拶にでると「ああシホちゃん、お元気?」とすぐに名前がでてきた。「徐福のこと、おばあちゃんから聞かせてもらいました」そして、「シホちゃんのこともサホちゃんのことも自慢の孫だ曾孫だとよく話していましたよ」といわれた。「そうそうワタル君は野球をね」・・・おばあちゃんは親しい生徒さんたちにいろんな話をしていたんだなあと知った。

祖母のことで何よりも忘れがたいのは私が大学4年生、卒論を書いていた時期のことだ。
まだ手書きの時代、ようやく下書きが終わった頃、私は一度高熱を出してダウンした。そのころ、父の転勤で母がついていかなくてはならなくなり、一時期、祖母と弟と私で暮らしていた時期があった。高校生の弟が「休んであげようか」というので、学校を休ませてはいけないと思って「いい、学校行きな」といったものの、ベットでぐったりしていた。
祖母はその時和裁学校をやっていたけれど、心配して見に来てくれた。祖母はその時「もう、卒論なんてやめたら?」って残酷なことをいった。「書かなきゃ卒業できないの!」と怒りながら、ぐったりしながら、こんなことしてると間にあわないと焦りに焦っていた。
その日の夕方だったろうか、祖母は自分が車を運転できないから生徒さんの一人に頼んでくれて、病院まで連れていってくれた。「やめときな、やめときな」って言いながら、祖母は応援してくれていたのだ。
なんとか直して清書にかかり、やっと書き上げた卒論が『徐福伝説考』だ。いま思うと恥ずかしいけれど、22歳の精一杯だった。

あれから倍の年が経った。あのとき支えてくれた祖母が亡くなり、44歳、まだまだがんばろうという気持ちでいられる自分にその環境に感謝。その背景に祖母を始めたくさんの応援があったこと、そしていまもあることを改めて感じた祖母の新盆だった。
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夏休み前半打ち上げ

2011-08-07 21:31:56 | シホのホ(雑記帳)
今日はワタルが模試だったので、終了時間に合わせてサホが明日の出校日提出の宿題が終わったら金山まででていって打ち上げをしようということになった。
信じられないスピードでサホは宿題と格闘、無事に終え、平和に「世界の山ちゃん」に繰り出した!
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桃太郎神社

2011-08-06 12:32:40 | シホのホ(雑記帳)
本日サホのデビュー戦!新チーム初の公式戦です。この学校でバスケットがしたいと入った高校だから、勉強はおいといて、バスケット命で頑張っています。
昨日、なんとかユニフォームをゲットして帰宅。ところが股関節が痛いとのこと。病院で肉離れだと言われましたが、そりゃやりたいでしょう、本日鎮痛剤を飲んで控えています。
一回戦、控えさせられたままサホ以外全員出場、かなりくやしそうな顔。試合の間に桃太郎神社のあゆまつりで時間を潰し、いまから二回戦です。今度は出られるかな?
合間に桃太郎神社って人が聞いたら必勝祈願してるみたいでしょうか?いやいや、講義ネタです。
コメント (2)
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ワタル18歳

2011-08-05 08:49:27 | シホのホ(雑記帳)
ワタルが18歳になった。もしかしてこうして誕生日に家族で祝うのも今年が最後?そうおもうとワタルのリクエストで買ってきたミストラル(美和高校講師時代愛用)のミルクレープも味わい深い。
偶然にも上海の親友も息子と夏休みに二人で旅行したとのこと。日本の四国を満喫した二人はカツオの藁焼き体験をして、もう自分たちは十分たべたからとその作品を宅急便で届けてくれた。美味しいよと電話すると、子どもは大きくなるとお金がかかるというので、聞くと帰国前夜、大阪で神戸牛ステーキをたべていたところだった。
我が家も二人の北海道はたべまくった感ありだが、ご当地ラーメンだったりアイスクリームだったりとかわいいもの。しかも札幌の場外市場で海鮮丼を食べるときは札幌の叔父にご馳走してもらった。従妹まできてくれて、なんかとっても嬉しかった、ありがとう!
両息子ともに受験生。できはかなりというか遥かに違い、向こうは超エリートコースだけど、お互い音楽は共通かな?バンドをやってる写真が届いた。うちも受験生なのに野球部仲間で文化祭はハモネプらしい。
私と上海の親友が出会ったのも思い出せば18歳、子どもたちが青春の時期とは年とったなあとおもいつつ、まだまだ青春気分で頑張りたいのでした。
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