今年も残すところ数日です。
私の願いや思惑を無視して、時間はどんどんと過ぎて行きます。
無情ですねえ。
対抗策としては、「無駄な抵抗はしない」ことにかぎるようです。
一両日、遊んできます。
数へ日やカーブミラーに雲遊ぶ ひよどり 一平
(かぞえびやかーぶみらーにくもあそぶ)
今年も残すところ数日です。
私の願いや思惑を無視して、時間はどんどんと過ぎて行きます。
無情ですねえ。
対抗策としては、「無駄な抵抗はしない」ことにかぎるようです。
一両日、遊んできます。
数へ日やカーブミラーに雲遊ぶ ひよどり 一平
(かぞえびやかーぶみらーにくもあそぶ)
写真は、かつては妍を競っていた紫陽花の現在の姿です。
担当者に時間的な余裕があれば、すでに焚かれて灰になっていたはず。
人間も同じ運命を辿ります。
生きている時が大事なのです。
「便りが無いのは元気な証拠」という言葉があります。
私は大嫌いな言葉です。横着者の逃げ口上です。
元気であればこその便りです。
枯れ紫陽花焚かるる時を待つばかり ひよどり 一平
(かれあじさいたかるるときをまつばかり)
芙蓉の花は、まさに「美人薄命」の象徴。あの美しさは恐ろしく儚い。
その芙蓉であればこそ、冬を迎えれば、かくも無惨。
並の枯れ方ではない。
枯芙蓉ひと味違ふ女節 ひよどり 一平
(かれふようひとあじちがうおんなぶし)
今日は冬至。
柔らかな日差しの穏やかな日であった。
昨夜で年賀状の整理がついたので、今朝はぼんやりと散歩。
私はこんな感覚が大好き。私を追い立てて来る悪魔の足どりがちょっと緩んだのだ。
道行く人がみんないい人たちばかりのように見えるから不思議。
人影のやはらかなりし冬至かな ひよどり 一平
(ひとかげのやわらかなりしとうじかな)
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葉牡丹に聞いて貰へばそれでよし ひよどり 一平
(はぼたんにきいてもらえばそれでよし)