突然、隅田川を見たくなったのです。
コンクリートに囲まれ、大川が悠々と流れていました。
仄かながら、潮の香が漂っておりました。
写真の遙か先、スカイツリーがボンヤリと見えておりました。
浩然の気を養ったとは言えませんでしたが、ゆったりとした時間を持つことが出来ました。
夜は「はらわたの会」。
仲間とのイッパイの会です。
「はらわた」とは妙な名前の会です。これは呑兵衛らしい発想の命名でした。
酒二合我がはらわたの処方箋 ひよどり
上の五七五は、数年前に作った私の川柳です。
「二合程度の酒なら、百薬の長ではないか?」
そんな思い込みの川柳で、ひとり悦に入っておりました。
ところが、「はらわたの会」のメンバーは、「酒二合」で収まる連中ではありませんでした。
「まず手始めに酒二合」といったような雰囲気の強者ぞろいなのです。
ただし、老齢な私に対しては、格別の心づかいをしてくれます。
決して無理強いはせず、塩分制限についても配慮してくれて、「ひよどり用」の料理を頼んでくれます。しかも、「酒は一合を限度」という状況にも配慮してくれています。
この仲間と呑めば、私は確実に酒と塩分の制限ができ、安心なのです。
なにしろ私は、自らの意志が弱いので、「酒と塩分」のコントロールが難しいのです。
やはり、仲間はありがたいです。
別館として、写真俳句ブログの「ひよどり草紙」を開いてます。
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