「晩年」を広辞苑で引いたら、「一生の終わりの時期。死に近い時期。年老いたとき」などとあった。
一方新明解国語辞典では、「相応の人生経験を積んだ人が亡くなる前の数年間」とあった。
双方の記述と私の年齢や健康状態を考えれば、私にとって現在を晩年と言っても、さほど無理ではなさそうだ。
そう思ったら、次の句が出来上がった。
晩年の真っ只中やいぬふぐり ひよどり 一平
(ばんねんのまっただなかやいぬふぐり)
と、まあ、こんな句が出来てしまったのだが、ここ数年で死ぬことを期待しているのではなく、満足だと言っているのでもない。
数年間は元気でいたいし、10年以上を元気でいられたなら、ありがたいことこの上なく、私なりに努力したいとも思っている。
読み返してみたら、かなり欲の深い自分に気付いた。幾つになっても欲は消えないものだ。
晩年なんて、それぞれですよね。
年齢ではなく、心身の衰え次第かもしれませんね。
まぁだまぁだ・・・・・って生きましょう。
大いに欲深くなりたいものと同感いたしますよ(笑)。
40代ではどうか、50代はどうか?
考えさせられます。
「大いなる欲深」、とてもいい言葉です。