新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
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何時が晩年?

2018年03月12日 00時17分18秒 | 写真と俳句

 「晩年」を広辞苑で引いたら、「一生の終わりの時期。死に近い時期。年老いたとき」などとあった。

 一方新明解国語辞典では、「相応の人生経験を積んだ人が亡くなる前の数年間」とあった。

 双方の記述と私の年齢や健康状態を考えれば、私にとって現在を晩年と言っても、さほど無理ではなさそうだ。

 そう思ったら、次の句が出来上がった。

   晩年の真っ只中やいぬふぐり    ひよどり 一平

  (ばんねんのまっただなかやいぬふぐり) 

 と、まあ、こんな句が出来てしまったのだが、ここ数年で死ぬことを期待しているのではなく、満足だと言っているのでもない。

 数年間は元気でいたいし、10年以上を元気でいられたなら、ありがたいことこの上なく、私なりに努力したいとも思っている。

 読み返してみたら、かなり欲の深い自分に気付いた。幾つになっても欲は消えないものだ。

   

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (太郎ママ)
2018-03-12 08:18:01
 「晩年の真っ只中やいぬふぐり」

晩年なんて、それぞれですよね。
年齢ではなく、心身の衰え次第かもしれませんね。
まぁだまぁだ・・・・・って生きましょう。
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Unknown (たんと)
2018-03-12 17:09:24
「幾つになっても欲は消えないものだ。」
大いに欲深くなりたいものと同感いたしますよ(笑)。
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太郎ママさんへ (ひよどり)
2018-03-12 23:11:19
辞書とは凄いもので、「相応の人生経験をした人の死ぬまでの数年間」にはビックリです。
40代ではどうか、50代はどうか?
考えさせられます。
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tanto (ひよどり)
2018-03-12 23:15:40
「欲を深くする」とは、健康だということかも知れません。
「大いなる欲深」、とてもいい言葉です。
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