新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

あの時の

2019年03月24日 21時02分04秒 | 写真と俳句

 蘆は水辺に群生していて、春、上の写真のように、水辺に角のように尖った芽を出す。俳句では「蘆の角」という季語になっている。

 通常は水辺に群生しているのだが、時には上の写真のように、池の中心部あたりに芽を出すことがあるらしい。私は初めて目にした光景だ。

 せっかく芽を出したこの数本の運命や如何に?

 きっと刈り取られてしまうことでしょうね。

  あの時のあの悲しみよ蘆の角   ひよどり 一平

  (あのときのあのかなしみよあしのつの)

 生きるってことは、厄介なことです。

 軽率な行動や誤解は、誰にでも何処にでもある。いちいちメクジラを立てていたら息苦しくて仕方がない。

 ホドホドがいいのでしょうね。

 

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2 コメント

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Unknown (たんと)
2019-03-25 16:23:07
これが人間の背丈を上回るほどに成長するのですよね。
俳人好みの季語と言えるのかも知れません♪
Unknown (太郎ママ)
2019-03-25 16:27:13
「あの時のあの悲しみよ蘆の角」

蘆の角・・・面白いものが季語になるのですねぇ。
川の両岸などにも見られます。

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