蘆は水辺に群生していて、春、上の写真のように、水辺に角のように尖った芽を出す。俳句では「蘆の角」という季語になっている。
通常は水辺に群生しているのだが、時には上の写真のように、池の中心部あたりに芽を出すことがあるらしい。私は初めて目にした光景だ。
せっかく芽を出したこの数本の運命や如何に?
きっと刈り取られてしまうことでしょうね。
あの時のあの悲しみよ蘆の角 ひよどり 一平
(あのときのあのかなしみよあしのつの)
生きるってことは、厄介なことです。
軽率な行動や誤解は、誰にでも何処にでもある。いちいちメクジラを立てていたら息苦しくて仕方がない。
ホドホドがいいのでしょうね。
俳人好みの季語と言えるのかも知れません♪
蘆の角・・・面白いものが季語になるのですねぇ。
川の両岸などにも見られます。