竹春や風少しある日暮れ前 ひよどり 一平
(たけはるやかぜすこしあるひぐれまえ)
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馴染みの公園に行けば、用水が流れていて、対岸には竹が茂っている。
この竹藪は貴重で懐かしい。
さほど手入れをしていないらしく、そんなところも私は気に入っていた。
夕暮れ前、歩き疲れてこの辺りにさしかかった時、竹の群が風に応えて囁くような音を立て、柔らかに揺れていた。
故郷の秋を思った。
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竹の春・・・風情が好きですよ。
あまり手入れしていない方が自然で良いです。
我が故郷は真竹です。
倒れている竹があったりすれば、ひどく荒れた感じとなり、
馴染めます。