松、檜、樫などの常磐木は、新しい葉の芽吹きを待っていたように、春先に古い葉が落ちる。
秋に降る落葉は,地に落ちてから音を立てて吹かれたりもするが、春の落葉はさほど軽々しく吹かれたりはしない。
そのせいか、知らず知らずの内に、落葉が増えていたりするのだ。
気がつけば増えてをるなり春落葉 ひよどり 一平
(きがつけばふえているなりはるおちば)
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秋の落ち葉は、何と無く風に吹かれ何処かに行ってしまいそう…。
春の落ち葉は、これから芽吹く新芽を守っているかの様に見えますね。
何時も素晴らしい写真と俳句ですネ。楽しみにしています。
見事な代替わりですね。
落ち葉はその通りに積もってしまいます。
掃除もしっかりしないとねぇ。
やはり、春の落葉は、「さァ、これから!」という感じがあり、
秋の落葉には、「終わったね、ご苦労様」の気分がありそうです。
と、これもまた、私の思い込みなのですが。
秋は春になって代替わりが見えるような………。
っしかし、よくよく見れば、いのちは絶えず循環の動きをしているのでしょうが。
目をこらして見たいと思います。