新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

知らぬ間に

2018年04月14日 00時01分55秒 | 写真と俳句

 松、檜、樫などの常磐木は、新しい葉の芽吹きを待っていたように、春先に古い葉が落ちる。

 秋に降る落葉は,地に落ちてから音を立てて吹かれたりもするが、春の落葉はさほど軽々しく吹かれたりはしない。

 そのせいか、知らず知らずの内に、落葉が増えていたりするのだ。

   気がつけば増えてをるなり春落葉   ひよどり 一平

  (きがつけばふえているなりはるおちば)

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4 コメント

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Unknown (子猫)
2018-04-14 04:02:47
なる程…。そう言われて見ると、同じ落ち葉でも違いますねー。
秋の落ち葉は、何と無く風に吹かれ何処かに行ってしまいそう…。
春の落ち葉は、これから芽吹く新芽を守っているかの様に見えますね。
何時も素晴らしい写真と俳句ですネ。楽しみにしています。
Unknown (太郎ママ)
2018-04-14 06:36:31
「気がつけば増えてをるなり春落葉」

見事な代替わりですね。
落ち葉はその通りに積もってしまいます。
掃除もしっかりしないとねぇ。
子猫さんへ (ひよどり)
2018-04-14 07:48:19
誉めて下さって嬉しいです。
やはり、春の落葉は、「さァ、これから!」という感じがあり、
秋の落葉には、「終わったね、ご苦労様」の気分がありそうです。
と、これもまた、私の思い込みなのですが。
太郎ママさんへ (ひよどり)
2018-04-14 07:52:17
春は「代替わり」を見せてくれますが、
秋は春になって代替わりが見えるような………。
っしかし、よくよく見れば、いのちは絶えず循環の動きをしているのでしょうが。
目をこらして見たいと思います。

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