新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

秋の浜辺

2020年10月18日 17時08分47秒 | 写真と俳句

     白く寄せ丸く引くなり秋の波    ひよどり 一平

  (しろくよせまるくひくなりあきのなみ)

   ・・・・・・・

 写真は少し荒れ気味の秋の浜辺。

 弟と二人、打つ波返す波を眺めなから過ごした。大震災の前だったかもしれない。

 あのころの弟はまだまだ元気で、私のほうが力づけられていた。

 今年の夏、その弟の三回忌法要が営まれた。

 折悪しくコロナ禍のため、私は法要に参会することが出来なかった。

 コロナ禍が納まりを見せたら、あの海を眺めたいと思っている。

  ・・・・・・・

 健康だった弟が先に逝き、病気がちだった私が残っていることを考えると、人には「天寿」があるように思えてならない。ただ当人が知らないだけなのだ。

 私たちはそれを受け入れた上て、精一杯生きるしかないのではなかろうか。

   ・・・・・・・

 ここのところ幾週間か、腰痛で苦しめられていた。

 2,3日前から考えを改め、以前のように歩くことに努めてみた。時には重い荷物を背負って歩いた。

 痛みが軽くなってきた。

   私にとって「歩くこと」は、今のところ、特効薬なのかもしれない。

 もちろん、これとて、いつまで続くか判らないのだが・・・。

 

 

 

 

 

コメント (4)
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