新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

ママに叱られた

2018年04月16日 00時17分03秒 | 写真と俳句

 小学2年の男児で、勉強の好きな子はいない。

 外へすっ飛び出て走り廻るか、ゲームに夢中になるか、おおよそはそんなところだ。

 それを許せないのは若いママ。自分も勉強が苦手だったのに、子供には期待する。

 勉強をしないクニちゃんは、今朝もママにひどく叱られた。

 だからクニちゃんは机に向かい、ノートに、「よう子、よう子、・・・」と書き始めた。

 ママがクニちゃんのノートを覗いた。ママは驚いた。

 「叱られたからといって、『よう子、よう子』って、ママの名前を書いてどうするのよ!」と、またクニちゃんは叱られた。

 ママの名前は洋子さんだったのだ。

 「違うよ、これ、ママの名前じゃないよ。宿題だから、よう子(ヨウス、様子のこと)って書いていたんだよ」、と、クニちゃん。

 「なに?よう子(様子)と書いていた?!そうか、わかった。じゃァそれでいい!沢山書きな!!」

 クニちゃんにとって、とんだ災難の朝でした。

   つくしんぼママの小言と子の主張   ひよどり 一平

   (つくしんぼままのこごととこのしゅちょう)

 

  

コメント (2)
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